ドコモユーザーであれば、「d払い」という支払い方法を知っているでしょう。
d払いとは携帯料金合算払い方式のことで、ネットショッピングや実店舗で使えるキャッシュレス決済サービスです。
d払いの残高は現金に引き出すことが可能です。
しかし、「d払いの残高はないけれど現金化できないの?」という質問をよく耳にします。
結論、d払いは後払いアプリを使って現金化が可能です。
そこで今回は、あまり知られていない「d払いを使った現金化」について詳しく解説をしていきます。
目次
d払いってどんなサービス?
d払いは、街のお店やコンビニ、ネットショッピングなど、全国のd払い加盟店であれば幅広く使えるキャッシュレス決済サービスです。
携帯キャリアで有名なドコモが提供しているサービスですが、ドコモユーザーではない方でも利用できます。
チャージ方法には、ドコモの携帯料金との合算支払い・銀行口座・セブンATM・クレジットカードなどさまざまあります。
このうち、どこもユーザーが利用できる電話料金合算支払いなら、d払いに残高がなくても後払いで現金化が可能です。
以前ドコモでは、携帯料金との合算支払いでデジタルコンテンツを購入できる「ドコモ払い」というサービスを提供していましたが、現在は廃止され「d払い」に統一されました。
d払いで現金化する5つの方法!
d払いを利用して現金化を行いたいけれど、方法がわからないという方は多いでしょう。
携帯料金との合算払いでチャージした残高を現金化できれば簡単ですが、残念ながらこの方法では現金化できません。
しかし、下記の5つの方法を利用すれば現金化が可能です。
- バンドルカードを利用する
- 現金化業者を利用する
- dカードプリペイドで換金性の高いものを買って売却する
- d払いの残高を出金する
- d払いアプリで購入したものを売却する
それぞれ詳しく紹介していくので、自分の都合の良い方法で現金化してみてください。
バンドルカードを利用する
d払いのみでは現金化はできませんが、バンドルカードを利用すれば即日現金化が可能になります。
バンドルカードとは、審査なし・発行手数料0円で発行されるVisaに対応したプリペイドカードです。
アプリをダウンロードして、電話番号やメールアドレスを入力すれば、簡単に「バーチャルカード」が発行され利用できるようになります。
このバンドルカードへはd払いからチャージが可能なので、バンドルカードにd払いでチャージし、チャージした残高で換金性の高いものを買って売却する方法を使えば現金化できます。
バンドルカードを利用する1番のメリットは、Visaに対応しているお店ならどこでも利用できる点です。
大手クレジットカードブランドであるVisaは、対応しているお店が多いため、幅広い商品の中から現金化する商品を選べます。
現金化業者に依頼する
クレジットカードではなく「d払いでも現金化業者を利用できるの?」と疑問を持つ方もいるでしょう。
d払いでチャージ済みのバンドルカードやdカードプリペイドに対応している現金化業者は存在します。
プリペイドカードにチャージが完了していれば、スマホで簡単に申し込みができます。
中には、最短10分で現金化してくれる業者もありますから、できるだけ早く多くの現金が必要な方におすすめの方法です。
また、換金率の相場も85%〜90%と高いため、効率良い現金化が可能となります。
ただし、中には現金化と称して詐欺行為を行っている会社もあります。事前にリサーチを行い、安心して取引できる現金化業者に依頼をしましょう。
dカードプリペイドで換金率の高いものを買って売る
d払いは、スマホを通じて支払いができるキャリア決算サービスですが、プリペイドカードで利用したい場合は、「dカードプリペイド」を発行してもらうこともできます。
dカードプリペイドはd払いと同様にドコモの携帯料金との合算支払いが可能で、カードに記載されえいる番号を利用してクレジットカードのように使うことができます。
dカードプリペイドで換金率の高い商品を購入して売却すれば現金化が可能です。
ただ、dカードプリペイドの発行には1週間〜2週間ほどかかるため、現金が必要になることが予想される場合は、あらかじめ発行手続きを済ませておきましょう。
d払いを出金する
すでにd払いに残高がある場合は、その残高を出金することで現金化できます。
出金は、セブン銀行ATMで行います。セブン銀行ATMでの出金手順は下記のとおりです。
-
STEP1
セブン銀行ATMのトップメニューから「スマートフォンでの取引」を選択
-
STEP2
スマホでd払いアプリを起動したらホーム画面の「出金」をタップ
-
STEP3
出金方法選択画面にて「セブン銀行ATM」をタップ
-
STEP4
出金したい金額を入力
-
STEP5
ATMに表示されたQRコードをd払いアプリで読み込ませ、アプリに企業番号・認証番号を表示させる
-
STEP6
d払いアプリに表示された企業番号・認証番号をセブン銀行ATMへ入力する
-
STEP7
金額に間違いがないか確認して出金手続きを完了し、現金を受け取る
手数料は1回あたり220円かかります。しかし、セブン銀行ATMを利用すればいつでもチャージした残高を出金することが可能です。
1回10万円まで引き落としできますが、月に引き出せる金額は10万円まで、回数は10回までです。
近くにセブン銀行ATMがない、あるいは足を運ぶ時間がないという方は、d払いアプリでも簡単に出金手続きができます。
ただ、出金までに1〜2営業日ほど時間がかかってしまうため、急ぎで現金が欲しい方にはおすすめしません。
d払いアプリで購入したものを売却
d払いを使えばオンラインストアや実店舗で商品を購入できます。
dカードプリペイドと同様に、高額での売却が期待できる人気商品を購入して売却することにより、現金化が可能です。
d払いで現金化をするメリット
現金化を行う方法はさまざまありますが、その中でも多くの方がd払いを利用して現金化しています。
では、d払いで現金化をするメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
- クレジットカード不要で現金化が可能
- 携帯料金と一緒に支払うため手続きが簡単
- 限度額が低いので使いすぎ防止になる
それぞれ見ていきましょう。
クレジットカード不要で現金化が可能
数ある現金化方法の中で主流なのがクレジットカードを利用したものです。
しかし、d払いを利用した現金化なら、クレジットカードを必要としません。
クレジットカードを利用したくても、申し込みの際に審査があるので、誰でも利用できるものではありません。
それに対してd払いは、ドコモユーザーなら携帯料金と合算支払いできるため、クレジットカードを利用した方法とは違い、面倒くさい申し込みや審査などを経なくても現金化ができます。
携帯料金と一緒に支払うため手続きが簡単
d払いに携帯料金合算払いでチャージした場合、支払いは携帯料金の支払いと一緒になります。
ですので、支払い日を忘れる心配がない上、ATMがあるところまで行って振り込む手間もかかりません。
ただし、チャージをした月は引き落とされる額がいつもとは違うため、口座が残高不足にならないように注意しましょう。
限度額が低いので使いすぎ防止になる
クレジットカードで現金化を行う際によくある失敗が、クレジットカードの利用限度額まで現金化できるために使いすぎてしまうことです。
自分の支払い能力を超えた現金化を行ったために、支払いができず滞納してしまうケースがあります。
それに対して、d払いによる現金化は最大で月額10万円という限度額が設けられているので、使いすぎる心配がありません。
しかし、人によっては最大10万円とはいえ、支払いが難しくなる人もいるでしょう。
クレジットカードの現金化より使いすぎるリスクは多くありませんが、計画性を持って利用する必要があります。
d払いで現金化を行う際の注意点
現金化に利用するメリットが多いd払いですが、以下のような注意点があります。
- スマホの強制解約のリスクがある
- 支払いに遅れないようにする
- d払いは分割やリボ払いに対応していない
- ドコモオンラインストアで電子ギフト券の購入はできない
注意点を前もって知っておき、トラブルを避けましょう。
スマホの強制解約のリスクがある
d払いにはさまざまな現金化の方法がありますが、ドコモは利用規約でd払いを使った現金化を禁止しています。
もしもd払いを現金化に利用していることがバレたら、スマホの回線の強制解約やd払いの利用停止など重いペナルティを課せられるかもしれません。
ただし、現金化したことによって逮捕されたり、刑事罰を受けたりすることはありません。
同じ商品を何度も購入するなど怪しまれる行為をしなければ、バレる可能性は極めて低いでしょう。現金化は節度を持って行いましょう。
支払いに遅れないようにする
d払いで現金化をしたら、返済は携帯料金と一緒に行うことになります。
使いすぎて支払いが遅れたり、滞納してしまったりするとスマホの回線を止められ、ネットや電話が使えなくなってしまいます。
また「遅延損害金」が加算され、より多くの金額を払うことになってしまうため、現金化は支払える金額までに抑えるようにしてください。
d払いは分割やリボ払いに対応していない
クレジットカードであれば返済の際分割払いやリボ払いを選択することが可能なので、まとまったお金がない時に分割して支払っている方は多いでしょう。
しかし、d払いは分割やリボ払いに対応していません。
そのため、d払いで現金化を利用した際は、支払い日までに一括返済できる金額を準備しておく必要があります。
ドコモオンラインストアで電子ギフト券の購入はできない
d払いを使った現金化の方法について検索してみると、ドコモオンラインストアでiTunes/Appleギフトカードなど高価買い取りが期待できる電子ギフト券を購入し、現金化する方法が見つかります。
確かに以前は、ドコモオンラインストアにて電子ギフト券を購入することが可能でした。
しかし、現在は電子ギフト券の販売が行われていないため、電子ギフト券を使って現金化することはできません。
d払い現金化についてよくある質問
d払い現金化についてよくある質問をまとめました。
- d払いはドコモユーザー以外も可能?
- d払いの限度額は上げることができる?
- 限度額を10万円以上にできる?
- d払いの残高が0円に?理由は?
それぞれ回答していきます。
- d払いはドコモユーザー以外も可能?
- d払い自体は利用可能ですが、携帯料金合算支払いが利用できないためチャージはできません。したがって、ドコモユーザーでなければ現金化は不可能です。
- d払いの限度額は上げることができる?
- 限度額はドコモの契約期間によって変わります。長く利用していると限度額を上げられるようになります。
- 限度額を10万円以上にできる?
- 最大限度額が10万円なので、増枠することはできません。
- d払いの残高が0円に?理由は?
- ahamo(アハモ)へ変更をしたら、d払いは一旦解約され残高が0円と表示されますが、アハモから申し込めば新たにd払いが使えるようになります。
ドコモ利用時のd払い残高は返金手続きを行えば戻ってきます。返金対象者にはd払いより手続きの案内メールが来ますので確認をしましょう。
まとめ
今回解説したとおりd払いでは、さまざまな方法で現金化が可能です。携帯料金合算払いで簡単に現金化できるのが特長です。
ドコモユーザーの方で、現金が必要になった場合は利用を検討してみてください。
ただし、使いすぎには注意して節度のある利用を心がけましょう。
ここでは【d払いで即日現金化する方法や注意点などを詳しく解説!】について紹介しました。
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