ドラッグストアなどのレジで会計をする時、「dポイントは?」などと聞かれたことはありませんか?
dポイントはNTTドコモのポイントだと知っている方は、「皆が皆ドコモの携帯を使っているわけじゃないのに、なんで聞くの?」と思ったかもしれません。
実は、dポイントは、ドコモ回線を継続利用していなくても加入できるポイントプログラムなのです。
dポイントクラブに入会すれば、加盟している街中の店舗やネットショッピングで買い物をするだけでdポイントがどんどん貯まっていきます。
そして貯まったポイントは、ドコモの携帯電話購入や携帯利用料金の支払い、そしてdポイントクラブに加盟している店舗やネットショッピングで1ポイント=1円として利用できます。
dポイントは、ドコモユーザーであれば、NTTドコモへの支払いでもポイントが貯まります。
こうして貯めたdポイントが現金化できたら、利用範囲がさらに広がり便利になります。
dポイントは現金化できるのか?期間限定ポイントの現金化も含め、その方法や注意点について紹介します。
目次
dポイントとは?
dポイントは他社ユーザーでも利用可能
dポイントとは、NTTドコモのサービスや加盟店で貯めて使える共通ポイントサービスです。
ドコモ回線を利用していないユーザーでも、dアカウントを作ればサービスを利用できます。
dポイントを利用するには、dポイントクラブに入会する必要があります。
街の加盟店で配られているdポイントカードを入手するなど入会方法はいろいろありますが、一番簡単なのはスマートフォンに「dポイントクラブ」アプリをインストールする方法です。
インストールしたら、まずdアカウントの登録を行います。
dアカウントは、スマートフォンだけなく、パソコンやタブレットなどでdポイントを利用する際などに必要なIDです。
ドコモを利用していない、たとえばauやソフトバンクなど他社回線のユーザーでも無料で登録できます。
dポイントの貯め方
dポイントは加盟している街中の店舗やオンラインショッピングで、商品やサービスを購入することで貯められます。
dポイントを使える店は年々増加しています。
実店舗の加盟店は、ローソンやファミリーマートなどのコンビニエンスストアや、モスバーガーやマクドナルドなどのファーストフード店、ビックカメラ、ノジマなどの家電量販店、デパート、レストラン、ホテルなど多岐にわたり、いつも利用しているお店で買い物をするだけでポイントが貯まっていきます。
オンラインでは、Amazon、メルカリ、高島屋オンラインなど多数のオンラインショッピングが加盟しており、ポイントがどんどん貯まっていきます。
ポイント還元率は店舗により異なりますが、たとえばコンビニのローソンの場合、通常は0:00~15:59利用時が200円(税抜)で1ポイント、16:00~23:59利用が200円(税抜)で2ポイント貯まります。
また各店舗、キャンペーンを行っており、キャンペーン期間中は還元率をアップしています。
これもローソンを参考に見てみると、最大+7%還元のキャンペーンを行っています。
ドコモ携帯やドコモ光のユーザーであれば、毎月の利用額でポイントが貯まります。
また、ドコモ携帯の契約期間や過去半年間のポイント獲得数で毎月ステージが決まり、ステージごとに優待サービスなどの特典が受けられます。
dポイントの使い方
貯まったdポイントは、加盟の街の店舗やオンラインショッピングで、1ポイント=1円換算で使用できます。
この他、ドコモの新機種の購入にも使える他、ドコモユーザーであればドコモ携帯やドコモ光の支払いにdポイントを充当することも可能です。
また、JALマイルやイオンのときめきポイントなど他社のポイントサービスへも、規定の交換レートで交換できます。
関連ページ:JAL・ANAマイルを現金化する方法!1マイルいくらの価値がある?
ドコモ口座は、携帯電話を使ってオンライン上でショッピングや送金ができる便利な電子マネーです。このドコモ口座に、使う予定のないdポイントがチャージできたら現金化と同じで便利ですね。
しかし、残念ながらドコモ口座にdポイントをチャージすることはできません。
ドコモ口座にチャージできるのは、銀行口座、セブン銀行ATM、コンビニ、Pay-easy(ペイジ―)からのみとなっています。
dポイントには「通常のdポイント」と、「期間・用途限定のdポイント」の2つの種類があります。
「通常のdポイント」の有効期限は獲得した月から48カ月となっていますが、「期間・用途限定のdポイント」はポイントを獲得したサービスによって違います。
ポイント利用の際、利用者が指定しなくても有効期限が早いものから先に使われていきます。
また、「通常のdポイント」と「期間・用途限定のdポイント」を合算して使うことも可能です。
ただし、「期間・用途限定のdポイント」の有効期限は短く、携帯料金など一部の支払いには使うことができませんので、期間内に無駄なく使い切るように計画的に利用しましょう。
dポイントって現金化できるの?
dポイントが貯まっているが欲しいものがないという場合、金券のようにポイントを換金できたら利用範囲が広がります。
急に現金が必要になったのに、次の給料日まで間がある時など、dポイントを換金できたら大変便利です。
実は、dポイントは高い換金率で現金化することができます。
ただし、金券やチケットのように金券ショップに持って行って即日現金化するということは難しいです。
ここでは、dポイントを現金化する3つの方法を紹介します。
dマーケットで商品を買って換金
dマーケットは、NTTドコモが提供するポータルサイトで、映画・音楽・アニメ・ゲーム・動画・ショッピング・旅行商品などを購入することができます。
dマーケットを使った現金化は、このdマーケットの商品をdポイントで購入し、これを質屋やネットオークションで売却して現金に換える方法です。
この方法は商品選択を間違えなければ、高い換金率で現金を手に入れることができます。
ただ、質屋やオークションで売却する手間がかかるので、即日換金は不可能です。
また、商品選択を失敗してしまうと、換金率が低くなってしまいますし、最悪の場合商品が売れず現金化に失敗する危険があります。
携帯料金や機種変更代金をdポイントで支払い、その分の現金を利用
dポイントは、NTTドコモの機種変更や月々の支払いにも充当できます。
ドコモユーザーの方であれば、「次の携帯料金の支払いをdポイントで支払い、その分の現金を別の用途に使う」という方法で、現金化ができます。
この場合、dポイントは1ポイント=1円なので、換金率は100%になります。
ただし、今現金がなくて困っているという人にとっては、あまり役に立たない方法でもあります。
dポイントをdカードプリペイドにチャージしてAmazonギフト券を購入してそれを現金化する
3つ目の方法は、dポイントをdカードプリペイドにチャージして、それを使ってネットでAmazonギフト券を購入し、金券ショップで売却して現金化する方法です。
Amazonギフト券の換金率は、多少の変動はありますが、平均で85%前後となっています。
ここで注意したいのが、本来、金券は電子マネーやクレジットカードで購入できないということです。
Amazonギフト券も、コンビニや家電量販店など実店舗での購入の際は、クレジットカードは使えません。
しかし、Amazonのオンラインショッピングで購入する場合は、クレジットカードでの購入が可能です。
dカードプリペイドに入会し、dポイントをdカードプリペイドにチャージすることで、オンラインショッピングでAmazonギフト券を購入できます。
dカードプリペイドは審査、年会費、発行手数料などが無料なプリペイドカードで、クレジットカードと同様の使い方ができます。
全国のiD加盟店やMastercard加盟店でも使用可能で、dポイントが貯まる特典があります。
貯まったdポイントを500P~10,000Pの間で、1P=1円でチャージすることができます。
なお、dポイント利用によるチャージは、1ヶ月の交換上限が10,000Pとなっており、「期間・用途限定ポイント」の利用はできませんのでご注意ください。
dカードプリペイド入会方法
-
dカードプリペイドの公式ホームページにアクセス
-
「入会申込み」を選択する
-
同意事項を確認して「同意して申込む」を選択する
-
dアカウントとパスワードでログイン
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必要事項(氏名・住所・郵便番号・生年月日・携帯電話番号を入力して送信して入会手続き完了
-
後日、カードが郵送されてきます
dカードプリペイドにチャージする方法
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dカードプリペイドの公式ホームページにアクセスする
-
マイページにログインする
-
「チャージ」を選択する
-
支払い方法をdポイントにして、チャージしたい金額を入力する
-
入力内容を確認して「確定」を選択する
※dポイントチャージの場合はNTTドコモのサイトへリンクします。
-
入力内容を確認して、必要項目を入力する
-
チャージ完了
※チャージ残高はマイページから確認できます
Amazonギフト券ならどこでも買い取りしてもらえる?
Amazonギフト券
Amazonギフト券はAmazonのショッピングサイトで500円から購入可能なギフト券です。
他の金券とは違い手数料などがかからず、額面通りの金額で購入できて、送料もかからないことが大きなメリットです。
このAmazonギフト券ですが、Amazonは多くの人が利用するネットショッピングですので、Amazonギフト券ならどこに持ち込んでもきっと高い換金率で売却できると思う方が多いでしょう。
しかし、残念ながらAmazonギフト券は買い取りをしていない金券ショップが多いので注意しましょう。
なぜ、Amazonギフト券は買い取り不可な店舗があるのでしょうか?
これには、Amazonギフト券だけが持つ特有の事情がからんでいます。
未使用かどうかが見た目ではわからない
Amazonギフト券は、16桁または17桁のギフト券番号を利用者のアカウントに登録して利用します。
1度誰かがアカウントに登録してしまうと、2度目の登録はできないことになっています。
金券ショップに持ち込まれたAmazonギフト券が未使用かどうか、つまり誰かのアカウントに既に登録されているかどうかは見た目ではわかりません。
金券ショップで購入した客が登録しようとして、初めて使用済みかどうかがわかるのです。
このように、金券ショップに持ち込まれたAmazonギフト券が未使用かをその場で確認するのが困難なため、金券ショップでは買い取り不可とするところが多いのです。
有効期限が見た目ではわからない
Amazonギフト券は、有効期限が設定されています。2017年4月23日以前はカードタイプにより1~3年の有効期限がありましたが、2017年4月24日以降は一律10年に統一されました。
有効期限を調べるには、Amazonカスタマーサービスに問い合わせをするか、一度自分のアカウントに登録しなければなりません。
このように、金券ショップに持ち込まれたAmazonギフト券の有効期限をその場で確認するのが困難なため、金券ショップでは買い取り不可とするところが多いのです。
金券ショップの中にはAmazonギフト券の買い取りを積極的に行っている店舗もありますので、事前に調べて持ち込むようにしましょう。
ネットで買い取りをしてくれる専門の業者もあります。
その他の金券で現金化はできないの?
楽天ショッピングやYahoo!ショッピングのサイトを見ると、さまざまな金券が販売されています。
- JCBギフトカード
- VISAギフトカード
- ジェフグルメカード
しかし、いずれも購入の際クレジットカードの利用はできないことになっており、dポイントの現金化に利用するには適していません。
ドコモユーザーでなくても入会でき、貯めて使えるお得なdポイント。
その現金化の方法を3通り紹介しました。
普段の買い物でポイントが貯まっていくがしばらく使い道がないという場合は、ぜひ参考にしてみてください。
3つの方法のうち、dカードプリペイドへのチャージには期間・用途限定ポイントは使えませんので、限定ポイントを現金化したい方には、他の2つの方法をおすすめします。
関連ページ:現金化後払いサービスを利用してスマホアプリで即日現金を手にする方法
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