クレジットカード現金化といえば、新幹線回数券をカードで購入し、金券ショップ等で換金する方法が人気です。
新幹線回数券は、金券類の中でも買取り相場が高く、業者を使わずに自分でクレジットカード現金化しても安定して高換金率が期待できるからです。
これから現金化を検討している人なら、この方法は安全なのか、高換金率というのは本当なのか、といった不安があるのではないでしょうか?
新幹線回数券を現金化するメリットは果たして真実なのか、カード会社にばれる心配はないのかなど、気になるポイントを解説していきます。
新幹線回数券の換金率はどのくらい?
まず、新幹線回数券の買取り相場は実際どのくらいなのかを、見ていきましょう。
買取りに応じてくれるのは、以下のようなところです。
- 金券ショップ、チケットショップ
- JRの窓口(未使用の場合に限り、払い戻し可能)
JR窓口の場合、カードで購入した回数券は現金での払い戻しとならず、カードのマイナス請求として返金されるので、注意してください。
金券ショップ等で買取りしてもらう場合は、以下の要素で相場が左右されます。
- どの区間なのか?
- 何枚綴りか、バラか?
- 有効期限の残りはどれくらいか?
- 指定席か、自由席か?
最も買取り価格が高くなるのは、人気の高い区間で、6枚綴りであり、かつ有効期間が十分に残っている回数券です。
特に、6枚綴りとバラでは買取り率が10%近く変わってしまいます。
指定席は買取り不可となることがあるので、自由席回数券を選ぶのがおすすめです。
人気の区間は、東海道・山陽新幹線における東京発の便です。
例えば、東京から新大阪・名古屋・京都・三島・新富士・小田原・熱海などの区間は、平均で90~95%の高買取り率が狙えます。
このような需要のある区間なら、オークションやフリマアプリに出品しても高値がつけられるでしょう。
利用客の多い金券ショップだと、お店の繁忙期に合わせて、相場が変動することがあります。
月初め・月末は買取り依頼が多くなるため、相場が下がりやすくなってしまうので、注意しましょう。
また、買ったばかりの券ならあまり気にする必要はないかもしれませんが、券の見た目の状態もレートに反映されます。
折り曲げたり、汚してしまうと買取り率が下がる場合があるので、購入後は丁寧に取扱いましょう。
そして、回数券の表紙は必ずつけたままにしておきましょう。
新幹線の切符現金化におすすめな現金化業者
新幹線の切符を現金化する流れ
新幹線回数券購入から、買取りまでは以下のように進めていきましょう。
①現金化の予算を決める
必要な現金から、何枚綴りで購入するかを決定します。
買取り率で決めるなら6枚綴が一番望ましいのですが、人気の区間だと7~8万になることもあります。
そこまで必要ないのであれば、もちろん3枚綴りや4枚綴りからでも買取りは可能です。
②クレジットカードで回数券を購入する
新幹線の回数券は、駅の券売機で販売されています。
券売機の案内に従って、回数券の種類・枚数・区間を選択していき、クレジットカードを機械に差し込んで暗証番号を入力すれば、決済できます。
このように、普通の切符の感覚で気軽に購入できます。
高額決済になるほど、カードのポイントが貯まりやすくなってお得です。
購入する上で、いくつか注意点があります。
- 一度に何回も、何冊も購入しない
- 自分の住所や職場から遠い区間の券は、極力避ける
- 返済はあらかじめ済ませておく
不自然な購入が目立つと、カード会社から確認の電話が来る可能性があります。
自然を装うに越したことはないですが、万が一電話がかかってきたときに備えて、怪しまれない理由を用意しておきましょう。
ショッピング枠の残高が少なかったり、キャッシング枠の返済が遅れている状態も、カード会社に不審を抱かせる元です。
電話では、本人確認に加えて、「回数券の使用目的」は何かを聞かれます。
質問の答えとしては、「帰省の予定がある」「旅行(出張)に行く」などを考えておくと良いでしょう。
カードの利用停止が不安な人や、返済が滞っている人は、Suica一体型カード「VIEWカード(ビューカード)」で決済するのがおすすめです。
ビューカードは、JR東日本グループの発行するクレジットカードです。
電子マネー「Suica」のオートチャージ機能で知られていますが、実は回数券購入枠もついています。
10万円以下の少額利用であれば、カード会社に追及される恐れはありません。
交通・鉄道系のクレジットカードなら、回数券を購入するのも自然に見えます。
③新幹線回数券を買取りに出す
ここでは、金券ショップ等の店舗で買取りしてもらう場合の流れを説明します。
まず、エリアや買取りレートからショップを選んでみましょう。
店舗によっては郵送買取りにも対応しているので、急ぎでなければ、買取りレート次第で遠方の店舗も選択肢に入れてみましょう。
店頭買取りでは、本人確認書類(免許証やパスポートなど)の提示を求められるので、忘れず持参しましょう。
買取りレートは店頭で確認することもできますが、事前にネットや問い合わせで店舗ごとの相場を調べておくと安心です。
特に、買取りレートアップなどキャンペーンを実施中の店舗は狙い目です。
店頭に回数券を持ち込んだら、スタッフがその場で査定を行い、買取り代金が現金で支払われます。
ただし、一度に何冊もの買取りには対応できない店舗もありますので、多額の現金化を行いたいときは注意しましょう。
また、買取り代金が数十万円以上の高額になると、現金の受取りに時間がかかることがあります。
回数券を現金化するデメリットはある?
新幹線回数券の現金化は、誰でも手軽に行える方法ですが、無視できないデメリットもあります。
不用意に実行すると、突然カードが利用停止になるといったリスクが伴うため、最近ではこの方法を実行する人は減少気味です。
回数券が換金性の高い商品であることは、カード会社も当然認識しているので、怪しい購入がないか目を光らせています。
特に、初めて回数券を購入する場合、一度に大量に購入すると不審に思われてもおかしくありません。
この手法が流行していた頃は、回数券で高額の現金化をする人が後を絶たなかったので、現在ではカード会社が厳しい措置を取るようになったのです。
回数券を一度に大量に購入したり、短期間で何度も購入するのは絶対に止めましょう。
これまできちんと返済を完了してきた人でも、安心できるとはいえません。
現金化が目的ではなかった人も、たまたま高額の回数券を購入しただけで、利用停止措置が取られてしまった、という報告があるほどです。
なので、クレジットカードで回数券を購入すること自体、慎重になるべきでしょう。
では、新幹線回数券を使わず、クレジットカード現金化業者に依頼すれば安心なのでは、という考えに行き着くのではないでしょうか。
しかし、それらの業者を利用しても、リスクが皆無とはいえません。
特に注意してほしいのが、実店舗型の現金化業者です。
インターネット専業の業者とは異なり、路地にお店の看板を出したり、実店舗を構えて営業を行っている業者です。
実は、実店舗型の業者にも、新幹線の回数券を利用して換金を行っているところがあります。
素人が実行するよりはスマートかもしれませんが、それでも換金性の高い商品をカードで買ったという事実は事実なので、危険性があることに変わりはありません。
万が一、カード会社に現金化が発覚すると、クレジットカードが使えなくなるだけでは済まないケースもあります。
利用規約に違反したペナルティとして、これまでのキャッシングやショッピング枠の返済を一括請求されることがあるのです。
カードを頻繁に使っていた人ほど、ツケが大きくなってしまいます。
実店舗型の取引に不安があれば、インターネット専業(無店舗型)の業者がおすすめです。
その場合、換金率は90%以下になってしまうことがありますが、安全を取るならこちらのほうが断然良いでしょう。
安全性はもちろんのこと、換金率も重視するなら、業者のキャンペーン期間を狙って申し込んでみましょう。
キャンペーンが充実しているお得な現金化業者を、いくつか紹介します。
トレンドクレカ
古い現金化業者にありがちな怪しさはなく、サイトは今風のデザインで、若者や女性を中心に人気がある業者です。
「現金プレゼント」などのお得なキャンペーンに加え、「女性専用プラン」もあり、女性には特におすすめできます。
オンラインでも申し込めますが、電話申込みや問い合わせでは女性スタッフが対応してくれるため、安心です。
キャッシュバック率は最大98%(利用金額100万円~の場合)で、少額利用なら平均で85%になります。
土日祝日でも最短5分で振込み対応してくれる迅速さにも定評があります。
ただし、初回利用は本人確認の手続き等を含むため、入金まで1時間かかることがあります。
ファミリークレジット
創業から8年を超え、リピーター率は85%と、安心の実績があります。
女性限定で換金率が1%アップする他、ニーズに応じて3つのプランから選べます。
換金率を重視するなら、最低92%~の換金率を保証する「スタンダードプラン」がおすすめです。
「応援キャンペーンプラン」は、働いている人向けに、入金までの期間を短縮できるプランです。
どうしても即日で換金したい人向けの「スーパー即日プラン」もあります。
このように、換金率を求める人にも、入金スピードの速さを求める人、どちらにも嬉しいサービスです。
これ以外の業者でも、現金化の需要が高くなる年末や連休中などの期間限定で、キャンペーンを実施するところが増えています。
元々の換金率に限らず、キャンペーンのお得感も考慮して、様々な業者を比較検討してみましょう。
キャンペーンを実施していない業者が相手でも、他社のお得感を引き合いに出せば、換金率の交渉を有利に進められます。
各社の公式サイトを時々チェックしておいて、損はありません。