クレジットカード現金化を申込む時、手数料は一体いくらかかるのか明確に把握できているでしょうか?
現金化業者のHPに記載されている換金率は、実際にかかる手数料と大きく異なっていることがよくあります。
本当の手数料を知らずに業者の誇大広告(「換金率90%以上」など)を鵜呑みにすると、「広告の換金率より大幅に低い換金率になった」「高額な手数料を請求された」といった被害を受ける恐れがあります。
そのような被害に遭う人を減らすため、当記事では次のような観点から役立つ情報をお伝えします。
クレジットカード現金化の手数料の正しい相場を知り、手数料詐欺を見抜く方法
手数料を安く抑え、なおかつ安全にクレジットカード現金化を行う方法
クレジットカード現金化の手数料・入金額はどのくらい?
クレジットカード現金化業者の広告に記載されている換金率は80%~90%前後になっていることが多いですが、その高い数字を鵜呑みにするのは危険です。
なぜなら、広告に掲載されている換金率から高額な手数料が差し引かれるため、最終的な換金率が大きく下がってしまうことがほとんどだからです。
クレジットカード現金化の手数料相場は20%~30%前後で、最終的な換金率は約60%~70%にまで下がります。
例えば、現金化業者の広告に「最大90%の換金率で現金化」と書かれているのが本当だとするなら、10万円のショッピング枠を現金化すれば最大入金額は9万円になるはずです。
ですが、もし実際の換金率が70%にしかならないとしたら、入金額はたったの7万円で3万円も損してしまいます。
全ての現金化業者が不当に換金率を下げてくるわけではなく、利用者に対して極力還元しようとしてくれるクレジットカード現金化 優良店も存在しています。
ですので、クレジットカード現金化=詐欺と断定するのは早計ですが、実際の換金率は広告に記載されている数字より低めになると思っておくのが正解です。
「とにかく急いで現金を用意したい」「消費者金融の審査に通らない」といった余程の事情がない限り、手数料コストが高く付くクレジットカード現金化の利用は避けたほうが賢明です。
クレジットカード現金化の手数料の内訳とは?
クレジットカード現金化の高額な手数料に不満の声が上がるのは当然で、多くの人は納得のいく説明が欲しいと思うはずです。
しかし、現金化業者がキャッシングよりも高い手数料を取るのには理由があります。
それは、現金化する場合キャッシング以上のコストが発生するからで、決して利用者の足元を見ているわけではありません。
ここからは、手数料の内訳が具体的にどのようになっているのかを説明していきます。
クレジットカード決済手数料
キャッシュバック方式(業者から商品を購入して現金のキャッシュバックを受ける方式)の業者を利用する場合は、クレジットカード決済手数料が発生します。
クレジットカード決済手数料とは、カードブランド(VISAやJCBなど)の加盟店がクレジット会社へ支払う手数料のことです。
クレジットカード決済手数料は一般的にお店側が負担することになっていますが、クレジットカード現金化の場合は利用者が負担しなければなりません。
カードブランドによって決済手数料は異なっていますが、目安としては決済金額の4%~7%の手数料が発生します。
特にJCBとアメックスの決済手数料は高いので、手数料を少しでも安く抑えたいならVISAのクレジットカードで申込むのがおすすめです。
消費税
クレジットカード現金化を行うにはクレジットカードで商品を購入する必要があるので、どの現金化業者を利用する場合も一律10%の消費税が発生します。
多くの現金化業者は、広告で消費税抜きの換金率を表示しているため、実際の換金率は10%下がってしまいます。
ですが、現金化業者の中には消費税が発生しない商品(切手など)を取り扱っているところもあり、そのような業者は実際に高い換金率を実現しています。
商品の配送料
クレジットカード現金化業者でカード決済を行った後は、必ず購入した商品を受け取る必要があるので、商品の配送料が発生します。
商品サイズや配達地域にもよりますが、配送料の目安は300円~500円です。
なお、現金化業者の販売する商品が電子書籍・画像集といったデジタルデータで提供される場合、配送料は発生しません。
振込み手数料
現金化業者が申込者の銀行口座へ入金する際に、銀行の振込み手数料が発生します。
銀行によって振込み手数料は異なりますが、ほとんどの銀行では同行間の振込みであれば手数料は無料になります。
ただし、振込み手数料がかかったとしても数百円程度なので、換金率に大きな影響は及ぼしません。
現金の引き出し手数料
振り込まれた現金を引き出すときにかかる手数料も、地味ながら実質換金率を落とす要因になります。
銀行のATMから引き出すならまだしも、コンビニなどで引き出すと場合によっては手数料が高くつきます。
数百円程度とはいえ、重なるとそれなりの額になるので引き出し手数料がかからないよう調べておきましょう。
現金化の代行手数料
現金化業者は、手数料の何割かを「現金化の代行手数料」として徴収することで、運営費(人件費や通信費、広告宣伝費など)を賄っています。
現金化業者はボランティアで事業を行っているわけではないので、代行手数料による利益がなければ倒産してしまいます。
業者に代行手数料を支払うのがもったいないと思うのであれば、自分でクレジットカード現金化を行うという方法があります。
しかし個人で現金化を行うと、「慣れないせいで時間がかかってしまう」「クレジットカードの利用停止リスクが高くなる」といった問題が生じます。
現金化業者は、プロだから実現できる安全でスピーディーな現金化代行サービスを提供し、その対価として代行手数料を受け取っているのです。
代行手数料は各現金化業者の裁量によって決まるため、業者間で差が出やすい部分です。
現金化業者は手数料の内訳までは公開していないことが多いので、代行手数料の具体的な数字を調べるには、自分で計算を行う必要があります。
代行手数料は、「HP記載の換金率-実際の換金率-消費税(10%)」という計算によって導き出せます。
例えばHP記載の換金率が85%で実際の換金率が70%だった場合、代行手数料は次のように計算できます。
「HP記載の換金率85%-実際の換金率70%-消費税10%=5%」
この計算結果の5%という数字が、代行手数料として現金化業者の利益になります。
クレジットカード現金化の手数料詐欺に注意!
クレジットカード現金化に関するトラブルでとりわけ多いのが、「高額な手数料を請求された」「勝手に換金率を下げられた」といった手数料詐欺に関するものです。
手数料詐欺の主な手口としては、次のようなものがあります。
手数料詐欺の主な手口
- 高換金率(80%~90%以上)をアピールして消費者を誘引する
- 事前に手数料に関する明確な説明を行わず、クレジットカード決済を行った後で別途手数料を請求する
手数料詐欺の対策としては、申込み前に現金化業者の利用規約に目を通し、手数料に関する記載がどうなっているのかを調べておくのが、トラブルを避ける有効な手段です。
現金化業者は利用規約に虚偽内容を記載すると違法になるため、利用規約には本当の手数料が記載されています。
現金化業者の中には法律の裏をかいて利用者を騙す悪徳業者も存在するので、油断はできません。
その手口とは、「申込者に複数の商品を購入させ、そのうち利用規約の換金率が適用されるのは1個だけ」という巧妙なものです。
残りの商品は不当に低い換金率になるので、申込者は大きな損をしてしまいます。
したがって、特段の理由もなく複数個に分けて商品を購入させようとする現金化業者には注意が必要です。
クレジットカード現金化の手数料を安く抑える方法
クレジットカード現金化の手数料を1%でも安く抑えるには、次のような方法があります。
申込み前に手数料を問い合わせておく
現金化業者の広告に書かれていない本当の換金率(手数料)は、多くの場合業者に直接問い合わせなければ教えてもらえません。
できれば、手数料の内訳に関しても納得がいくまで質問してみましょう。
細かい質問でも丁寧に答えてくれる業者であれば、安心して申込めます。
時間に余裕がある場合は複数の業者に問い合わせて手数料を比較し、1%でも換金率が高い業者に申込みましょう。
その際、電話ではなくメールで問い合わせると返信記録が残るので、後で手数料を比較しやすくなります。
また、メールを利用すれば複数の業者に同じ文面を送るだけで良いので、問い合わせが楽になります。
現金化業者のキャンペーン期間中を狙って申込む
多くの現金化業者は、各社各様のお得なキャンペーンを展開することで新規顧客を増やそうとしています。
よくあるキャンペーンとして、「現金○○円プレゼント」「新規利用者は換金率○%アップ」といったものが挙げられます。
他社乗り換えで現金などの特典がもらえるキャンペーンも存在するので、すでに特定の業者を利用している人も、他の業者のキャンペーンを時々はチェックしてみましょう。
ただし、業者によってはキャンペーンの適用条件が曖昧だったり、何らかの言い訳をされてキャンペーン適用対象外になってしまったりすることがあるので、注意が必要です。
悪質なケースだと、キャンペーンは客寄せのための見せかけに過ぎず、実際には特典をもらえなかったという被害に遭うこともあります。
キャンペーンの適用条件は事前によく確認し、必ずキャンペーンが適用されることを確認してから申込むようにしましょう。
口コミで実際の換金率を調べる
現金化業者が提示する換金率はあくまで最大値であることがほとんどなので、実際の換金率は利用者の口コミをチェックすると分かります。
口コミにおける平均的な換金率はおおよそ70%前後になるはずですが、換金率90%以上と書いてある口コミは業者のステマの可能性があります。
現実的な手数料の相場を鑑みて、口コミの内容が真実なのかどうかを見極めることが重要です。
振込み先をネット銀行の口座に指定する
クレジットカード現金化を度々利用するのなら、ぜひネット銀行に口座を開設しておくことをおすすめします。
ネット銀行はメガバンク・地方銀行の窓口よりも振込手数料がお得なことが多く、24時間365日リアルタイム入金が可能というメリットもあります。
おすすめのネット銀行は、口座開設数が多く同行間振込み手数料が無料の楽天銀行・ジャパンネット銀行・住信SBIネット銀行です。
同じ現金化業者に継続して申込む
現金化業者にとって継続的に利用してくれるリピーターは、事業を安定させるための大切なお客様です。
このため、現金化業者によってはリピーターを対象に換金率を優遇してくれるところがあります。
同じ現金化業者を2度、3度と利用することで換金率がお得になるばかりでなく、2回目以降は手続きが簡略化されるため、入金スピードが速くなるというメリットも得られます。
一度利用したことがある業者なら安心して申込めますし、新しい現金化業者を探すために時間を費やす必要もありません。
リピーター特典を用意していない業者でも、お得意様になれば換金率の交渉がしやすくなって、換金率を優遇してもらえる可能性が出てきます。
参考までに、リピーターの優遇制度があるおすすめの業者をいくつか紹介します。
おひさまクレジット
換金率 | 91%~98%(最大値) |
---|---|
入金スピード | 最短5分 |
公式サイト | https://ohisamacredit.com/https://ohisamacredit.com/ |
おひさまクレジットは、創業12年・利用者数4万人の運営実績がある優良現金化業者です。
リピート率85%を超えるほど高い満足度を誇り、抜群の安心感・信頼感があります。
親切丁寧な対応が評判で、クレジットカード現金化が初めての人でも安心して申込めます。
キャッシュライン
換金率 | 88%~96%(最大値) |
---|---|
入金スピード | 最短5分 |
公式サイト | https://www.cash-line.jp/https://www.cash-line.jp/ |
キャッシュラインは換金率・入金スピード共に口コミでの評判が良く、リピート率は業界トップクラスです。
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