Amazonがクレジットカードを発行していることをご存知でしょうか?
三井住友カード株式会社と提携して誕生したクレジットカードであり、「Amazon Mastercard(アマゾンマスターカード)」といいます。
Amazonとはいえ、「ネット通販サイトが出しているクレジットカードなんてたかが知れているものでしょ?」とお思いの方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなAmazon Mastercardについてご紹介し、申し込む価値があるのかどうか、詳細に解説していきます。
Amazon Mastercardについて
そもそもAmazon Mastercardとはどういったものなのか、普通のクレジットカードと違いはあるのか、気になるところだと思います。まずはこのAmazon Mastercardの概要から紹介していきます。
Amazon Mastercardは2種類!
Amazon Mastercardには2種類あり、1つはAmazon Mastercardクラシック、もう一方はAmazon Mastercardゴールドというものです。
この2つの特徴は以下の通りです。
Amazon Mastercardクラシック | Amazon Mastercardゴールド | |
---|---|---|
初年度年会費 | 無料 | 10,800円 ※マイ・ペイすリボに登録することで半額割引の5,400円 |
2年目以降年会費 | 年に1回でも利用すれば無料 (通常は1,350円) |
Web明細書サービスを利用するとさらに1,080円割引 |
Amazonでの利用 | ポイント1.5%還元 (Amazonプライム会員は2%) |
ポイント2.5%還元 |
Amazon以外で利用 | ポイント1%還元 | |
利用可能時間 | 毎日9:00~19:00 |
引用元
この通り、Amazon Mastercard を用いてAmazonを利用すれば、1%超の高還元率でポイントが付与されます。
クラシックなら年会費が実質無料で利用し続けられるところもオススメポイントです。
また一般的なゴールドカードの年会費は1万円~2万円ですので、Amazon Mastercardゴールドの年会費も特別高いというわけではありません。
割引を利用すれば、初年度は5,400円、次年度以降は4,320円で利用できるので、むしろ他のゴールドカードよりオトクと言えるでしょう。
Amazon Mastercardの最高に便利なところ。「仮カード発行」とは?
他のクレジットカード同様に、Amazon Mastercardも審査を経てカードを手に入れます。
一般的に、クレジットカードの審査には時間を要するので、遅いときは発行までに数週間かかることもあります。
ですが、Amazon Mastercardでは通常審査のほかに即時審査サービスというものがあり、これで申し込めば3分で審査完了、仮カードであるAmazonテンポラリーカード(カードと言っても現物はなく、番号のみ)が発行されます。
この即時審査サービスの利用条件は以下の通りです。
- 9時~19時に申し込み可能
- 満20歳以上の人
- 指定金融機関の口座を指定すること
即時審査サービス利用可能の指定金融機関について、ゆうちょ銀行をはじめとする多くの銀行が指定されています。
以下が指定可能金融機関一覧です。
https://www.smbc-card.com/nyukai/pop/ol-amazon.jsp
また、Amazonテンポラリーカードの使用上限は3万円です。
Amazonテンポラリーカードの嬉しい点は、Amazon Mastercardと同様に、商品発送後に利用分のポイントが加算されることです。
即時審査を終えた直後からオトクなAmazon利用が可能となるわけです。
もちろん、この即時審査のあとには正式な審査が待っており、この審査に通ると、自宅にAmazon Mastercardが郵送されます。
他の金融機関では、クレジジットカードを自宅へ発送してもらうとなると、到着するまで利用できないので、その点でもAmazonは便利度が段違いに優れています。
引用元
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201998300
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=202015070
Amazon Mastercardの特典って何があるの?
まず、Amazon Mastercardクラシックには入会特典(2000円分のポイント)があります。
また、クラシックもゴールドも、同時にETCカードを追加することができます。
初年度の年会費は無料、次年度以降が540円なのですが、こちらも年に1度でも利用すれば翌年の年会費が0円になるので、実質無料でETCカードを手に入れることが可能となります。
このETCカード利用でももちろんポイントがつき、還元率は1%(還元率の解説については後述)です。
Amazon Mastercardゴールドには、さらなるオトクな特典
加えて、Amazon Mastercardゴールドでしたら、Amazonプライムを無料で利用することができます。
Amazonプライムは年会費3,900円で、以下のことができるサービスです。
- 対象の映画やドラマ、アニメの動画が見放題
- 100万曲以上の楽曲の中から、好みの楽曲やプレイリスト、プライムラジオが聴き放題
- プライム会員限定セールに参加
- 写真を無制限に保存し放題
- 対象のKindle本から月1冊無料で読書
Amazonプライムの年会費を支払っていると考えれば、実質Amazon Mastercardは3,900円の割引がなされていることと同義になります。
つまり、
- 初年度会費
- 10,800-5,400(マイ・ペイすりぼ)-3,900(Amazonプライム)=1500円
- 次年度会費
- 10,800-5,400-3,900-1,080(web明細書)=420円
と、わずか年会費420円でAmazon Mastercardゴールド会員になれるということなのです。
Amazon Mastercardの手厚い補償とは?
クレジットカードには様々な保証がついており、Amazon Mastercardも例外ではありません。
Amazon Mastercardクラシックにはショッピング補償がついており、上限100万円までの買い物に適用されます。
さらにAmazon Mastercardゴールドにはショッピング補償だけでなく、国内外旅行の障害保険も付帯しています。
ショッピング補償は最高300万円、死亡・後遺症は最高5000万円が保証されます。
やはりゴールドカードというだけあって、充実した保証制度が備わっているので安心ですね。
他のクレジットカードの還元率と比較
クレジットカードの還元率というのは、買い物した合計金額のうち何%がキャッシュバックしてくれるかで求められます。
例えば、100円の買い物で10ポイント獲得でき、10ポイントを1円に還元できるならば、100円あたり1円獲得ができることとなるので還元率は1%になります。
1000円の買い物で20ポイント獲得でき、20ポイントを20円に還元できるならば、100円あたり2円獲得ができるので還元率は2%になります。
還元率の仕組みがわかったところで、Amazon Mastercardと他のクレジットカードの還元率を比較してみましょう。
ここでは、Amazonか否かで還元率が変化するクレジットカードを比較対象にしています。
カード名 | Amazonで利用 | Amazon以外で利用 | 備考 |
---|---|---|---|
Amazon Mastercardクラシック | 1.5%(Amazonプライム会員は2.0%) | 1.0% | 1ポイント=1円 |
Amazon Mastercardゴールド | 2.5% | 1.0% | 1ポイント=1円 |
Orico Card THE POINT | 2.0% | 1.0% | 初回6か月はAmazon利用での還元率が3.0% |
JCB CARD EXTAGE | 1.5% | 0.5% | 初回3か月は還元率が3倍 |
どのカードもAmazon以外の利用では1.0%以下ですので、Amazonを頻繁に利用する人にオススメしたいカードです。
Orico Card THE POINTは年会費が無料ですので、Amazon Mastercardクラシックに勝るとも劣らないカードといえます。
JCB CARD EXTAGEは、初回3か月ならAmazonで利用すると還元率が3.0%という驚異の数値になります。
とはいえ、長期的な利用を考えるならば、年会費が安く済み、還元率が安定して高いAmazon Mastercardゴールドが最もオトクといえます。
「還元率2.5%」というのがどれだけのものなのか、具体的に計算してみましょう。
まず、還元率1.0%で100ポイント(1ポイント=1円)を獲得するには、
X=100×100÷1.0=10000円
1万円分の買い物をしないと100円分オトクになれません。
では、Amazon Mastercardゴールドで100ポイント(1ポイント=1円)を獲得する場合を計算してみましょう。
X=100×100÷2.5=4000円
つまり、4000円分の買い物をすれば100円分オトクになるということです。この6000円はかなりの差ですよね?
最後に
年会費無料のAmazon Mastercardクラシックならば、持つことによるデメリットがありません。
Amazon Mastercardゴールドも特典が充実していますし、何より割引適用後の年会費が大変安いところが魅力的です。
インターネットだけで買い物が可能である便利なAmazonをさらにオトクに利用したい方は、クラシックはもちろん、ゴールドでも十分に申し込む価値ありですね。
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