クレジットカード現金化で後悔しないために知っておくべきこと

クレジットカード現金化はカード利用停止のリスクを伴うので絶対に避けたいところです。

初心者がクレジットカード現金化を個人で行うのは、後悔する確率が高いので推奨できません。
クレジットカード現金化は優良の業者に任せるほうが安全ですし、スピーディーな現金化が可能になります。

しかし、利用者が現金化業者選びで失敗してしまうと、個人情報流出や詐欺といったリスクも生じます。

ここでは、クレジットカード現金化で失敗して後悔する原因と、その対策をまとめます。

クレジットカード現金化で後悔する失敗例4選

クレジットカード現金化で後悔した人にはどんな失敗がある?

クレジットカード現金化に失敗してしまうケースを紹介します。実際に現金化する際に気をつけましょう!

換金率が大幅に低くなってしまった

換金率が大幅に低くなってしまった
クレジットカード現金化の換金率は、平均で70%~80%です。
しかし、業者選びに失敗し、それより大幅に低い換金率になってしまった、という失敗談をよく見かけます。

広告に記載されている換金率よりも、実際の換金率が大幅に低いという悪質なケースもあります。
例えば、「広告では換金率80%と記載しているのに、実際は50%になってしまった」、というようなケースです。

このような業者選びの失敗を避けるには、事前に手数料の見積もりを取ったうえで、書面や音声録音などの記録に残しておくことが重要です。
通常の手数料以外に、決済手数料や商品の配送料など、別途費用がかからないかも確認しておきましょう。

換金率が低いのは、単純に業者のミスや勘違いという可能性もあります。
その場合、利用者が見積もりの証拠を提示すれば、業者は誠意のある対応をしてくれるので損をしないでしょう。

しかし悪徳業者にひっかかってしまうと、最悪の場合、お金が振り込まれないこともあります。
90%以上」というありえない高換金率を謳っているのは、悪徳業者である可能性が極めて高いです。

カード会社に現金化がバレる

換金性の高い商品の購入が目立つと、カード会社に現金化がバレるリスクが高まります。
特に、キャッシング枠が上限いっぱいに達している人は、カード会社から目をつけられやすいので注意しましょう。

クレジットカード現金化は、カード会社の利用規約に違反する行為なので、細心の注意を払いながら実行する必要があります。

万が一、カード会社に現金化がバレてしまった場合は、以下のようなペナルティが課されます、

  • 会員資格が剥奪され、クレジットカードが使えなくなる
  • 未返済額を一括請求される
  • 信用情報に傷がつき、今後の融資の審査に悪影響を及ぼす

カード会社への返済ができなくなる

目先のお金の問題で頭が一杯のときは、クレジットカード現金化後の返済にまで気が回らないかもしれません。

現金化によって一時的に余裕ができたときは安心しますが、本当に大変なのは、その後のカード会社への返済です。

クレジットカード現金化を行った時点で、すでに20~30%の手数料が引かれています。
それに加えて、分割払いなどを利用するとカード会社へも利息を支払うことになりますので、非常に高金利の借金をしているのと同じくらいの負担がかかります。

現金化を利用してから1ヶ月~2ヶ月もすると、カード会社への返済が始まります。
カード会社への返済が滞り、信用情報に傷がつく」という失敗もありがちな事例なので、現金化の前にきちんと返済計画を立てておきましょう。

ウソの口コミを信じて悪徳業者のカモにされる

口コミで絶賛されている業者なら安心」と考えて、現金化業者を口コミの評価だけで判断してしまうと非常に危険です!

なぜなら、ネットの口コミを鵜呑みにしたことでかえって失敗したり、悪質な詐欺に遭ったりする事例が少なくないからです。

ネット上には、悪徳業者の自作自演による口コミサイトや掲示板の書き込みが溢れかえっています。

このようなウソの口コミは、有名企業が運営する大手口コミサイトや非営利の掲示板・SNSも含めてどんなサイトでも見かけるので、決して油断はできません。

それどころか、口コミの評価を信じて悪徳業者を利用してしまうと、次のような被害を受けるおそれがあります。

クレジットカード現金化で後悔しない業者

  • 何かと理由をつけて高額な手数料を請求され、換金率が大幅に低くなった
  • 業者の安全対策が不十分なために、カード会社にあっさりと現金化がバレた
  • 換金率に不満があったので契約をキャンセルしようとしたが、高額なキャンセル料を支払わないと自宅まで取り立てに行くと脅迫された
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クレジットカード現金化で後悔しないための対策

クレジットカード現金化で後悔しないための対策

クレジットカード現金化は法律的にグレーな行為なので、失敗しても消費者センターや警察へ気軽に相談することができません。

なので、失敗をする前に対策を考えて、自衛するのが最善の道です。
クレジットカード現金化で失敗しないためのポイントを5つ、紹介します。

換金性の高い商品を何度も購入しない

以下のような換金性の高い商品を何度も購入していると、カード会社に現金化を疑われる恐れがあります。

  • 金券類(新幹線の回数券や商品券、ギフト券など)
  • ブランド品

上記に該当しない商品なら安全性は高くなりますが、換金率が低いというジレンマがあります。
高い目利き能力がなければ、転売で高値がつく商品を選ぶのは困難です。

商品のリサーチに時間をかけたくなければ、現金化業者に任せてしまったほうが手っ取り早いです。

現金化業者を利用すると、最短即日で現金を調達することができ、カード会社にバレないようきちんと対策を行ってくれます。

自分で商品を購入して現金化を行う場合は、まとめ買いをせず、少額ずつ目立たないように購入しましょう。
転売におすすめの商品は、新品のゲーム機や新作ゲームソフトです。
これらの商品はカード会社に怪しまれにくく、比較的高い換金率を狙えます。
ただし、発売から時間が経つと換金率がガクッと下がるので、商品のリリース時期を確認し、買い時売り時を見誤らないようにしましょう。

無料でキャンセルできる業者を選ぶ

現金化業者のごく一部には、申込みをキャンセルさせてくれないとか、キャンセルできても高額なキャンセル料を請求するといった悪徳業者が存在します。

安心して気軽に現金化を利用するには、無料でキャンセルに対応してくれる現金化業者を選びましょう。

通常は、現金化の契約手続きや本人確認が終わった後でも、カードの決済前であれば簡単にキャンセルすることができます。

ただし、カードの決済後は、返金の際にカード会社へ連絡しなければならないので、キャンセルは難しくなります。

VISAまたはMASTERCARDで申込む

現金化に利用するクレジットカードのブランドは、VISAまたはMASTERCARDを選びましょう。
これらのブランドはどの現金化業者でも換金率が安定しており、スピーディーに振り込みしてくれます。
その他のブランド(AMEXやJCBなど)は、決済手数料が高く決済に時間がかかるため、現金化には不向きです。

契約条件について業者に直接問い合わせる

現金化業者と契約した後で、利用者にとって不利な条件になっていることに気づく場合があります。
正式に契約をする前に、手数料や振込みにかかる時間などの契約条件を、確実に把握しておきましょう。

事前に電話やメールで問い合わせて、見積もりを取っておくと安心です。
その際、メールの画像をキャプチャするとか、電話音声を録音するとかいった方法で、見積もりの結果を形に残しておきましょう。

こういった証拠類は、他社との見積もり比較や、手数料の交渉の際にも活用できます。

クレジットカードの限度額を事前に確認する

ショッピング枠が利用上限額に達していると、現金化はできません。
利用枠が上限に近いと業者が現金化に応じてくれないことがありますので、最低でも1万円~2万円は枠を残しておきましょう。

ショッピング枠は、コールセンターの自動音声や、カード会員専用のウェブサイトで簡単に照会できます。

限度額を超える決済をしたのがきっかけで、カード会社に現金化がバレるケースもあります。
また、数十万単位の高額な決済をするとか、ショッピング枠を一度に使い切るとかいった行為も危険です。
ショッピング枠の限度額に注意しつつ、不自然でない範囲の金額を現金化しましょう。

口コミを鵜呑みにせず、失敗談から詐欺の手口を学ぶ

先述したように、悪徳業者やサクラによる口コミは役に立たないどころか、鵜呑みにすると悪質な詐欺にひっかかる危険があります。

誰が書いたのか分からないネット上の口コミは、基本的に全て疑ってかかるという冷静なスタンスでいましょう。

業者選びの参考にするのなら、現金化業者に対する評価が主に書かれている口コミよりも、現金化を利用した人の失敗談が赤裸々に書かれている体験談のほうがおすすめです。

読んでいて思わず引き込まれてしまうほどリアルな失敗談であれば、一般人が書いている可能性が高いからです。

実際にどんな手口で悪徳業者に騙されたのかが詳しく語られている体験談には、詐欺から身を守るために必ず知っておきたい有益な情報が詰まっています。

口コミで手っ取り早く優良業者を探そうとする前に、遠回りでも失敗談から悪徳業者の手口を学んでおきましょう。

失敗談で言及されている悪徳業者を消去法で除外していけば、自ずと優良業者へと辿り着くことができます。

信用できる口コミを正しい方法で探す

現金化業者の口コミを探すとき、グーグルやヤフーなどの検索エンジンで業者名を検索してはいないでしょうか?

検索して見つかったサイトを活用するのも悪くありません。
ですが、警戒しなければならないのが、ある業者をゴリ押ししている口コミサイトです。

危険な口コミサイトに邪魔されずに口コミを効率よく調べたいなら、安全性が確かな大手掲示板やSNSのサイト内検索を活用しましょう。

特にSNSは発信者の顔が見えやすいので、プロフィールや過去のツイートを見れば一般人なのか業者なのかをある程度は判別することができます。

口コミサイトも、悪質なサイトさえ避けることができれば、決して役に立たないわけではありません。

信用できる優良口コミサイトでは色々な業者を効率よく比較検討できるので、業者選びの時間を大幅に節約できます。

本当に信用できる口コミサイトとは、できるだけ多くの現金化業者を取り上げて比較し、リアルな体験談を交えながら評価しているサイトです。

サイトを全体的に見て、「偏りのない客観的な目線で評価している」「他のサイトと比べて情報が充実している」と感じれば、良心的な口コミサイトであると判断できます。

優良サイトかどうかは口コミサイトだけ見ていても正しく判断できないので、複数のサイトを比較検討してみることも大切です。

クレジットカード現金化で後悔する人の特徴

クレジットカード現金化で後悔する人の特徴

クレジットカードの現金化は、急に現金が必要になった時に大変便利な方法です。
しかし、安易に申し込んで後で失敗したと後悔している人がいるのも事実です。
そのような人には、次のような特徴があります。

慌てて現金化しようとする

急に現金が必要になって、よく考えずにクレジットカードの現金化業者に申し込んでしまい、結果的に満足できる現金化ができず後悔したという例が多く見られます。

いくら急いでいるからといって、慌てて申し込んでしまうと、失敗の原因になってしまいます。
クレジットカード現金化は、クレジットカードの信用情報に傷がつかず、オンラインでの簡単な手続きですぐに現金が手に入ると注目され、利用者が増えています。
利用者の増加とともに、現金化業者が誕生して、新規参入しています。

その多くは安全な取引を行っている優良業者ですが、中には悪徳業者が混ざっている可能性があります。

悪徳業者に関わってしまうと、広告通りの換金率で現金化ができなかったり、ひどい場合は現金が振り込まれなかったり、個人情報を盗まれたりするリスクがあります。

いくら急いでいるからといって、焦って業者を決めてしまうとこうしたリスクにつながり、結果的に後悔することになります。

現金化の仕組みを理解せずに利用する

クレジットカード現金化を申し込む人の中には、現金化の仕組みを理解せずに失敗する人がいます。

たとえば10万円の現金化を申し込んだら10万円の現金が手に入ると誤解していて、入金された金額が希望する金額と違っていて失敗したと後悔します。

しかし、よく考えてみてください。10万円がそっくり入金されるのであれば、現金化業者は利益が出ません。

換金率があまりに低いのも悪質ですが、100%とか99.9%などの高い換金率をうたっている業者も怪しんだ方がいいでしょう。

現金化で商売をするのではなく、個人情報収集など他の目的で客を集めている可能性があります。

クレジットカード現金化の最近の主流は、「キャッシュバック方式」という方法です。

現金化業者が指定する商品を利用者がクレジットカードで購入して、その特典としてキャッシュバックで現金が支払われる仕組みです。

現金化業者のホームページを見ると、「換金率○%」という数字が出てきます。

たとえば、換金率96%で10万円を現金化すると、9万6000円がキャッシュバックされ、4000円が商品代(=現金化業者の利益や商品代、諸費用)となります。

この仕組みを理解せずに申し込んでしまうから、10万円申し込んだのに、予定していた10万円が手に入らなかったと後悔してしまうのです。

換金率で現金化業者を選んでいる

現金化業者のホームページの一番目立つところに、「換金率○%」と魅力ある数字が大きく掲載されています。
ここで注意したいのが、ホームページのトップに大きく掲載されている高い換金率は、100万円以上など高額な利用額に対して適用される最大換金率だということです。

ホームページをじっくり見ると、利用額に応じて換金率が違うことがわかる表が掲載されています。

換金率の例
利用額 換金率
100万円以上 98%
50万円以上 94%
10万円以上 90%
1万円以上 88%

これをよく確かめず、広告のトップにある換金率だけを見て申し込んでしまうと、予定していた現金が手に入らずに、失敗したと後悔してしまいます。

広告を鵜吞みにしてしまう

広告にある換金率の高さや利用者の口コミの高評価を鵜呑みにして、その業者を使ってしまって満足のいく現金化ができなかったと後悔する人がいます。

換金率は広告通りであったとしても、利用時に振込手数料や事務手続き料などの名目で、想定外の費用を差し引かれてしまい、結果として換金率が下がってしまう場合があります。

また、ホームページに掲載された利用者の口コミが高評価だったため、安心して利用してしまうのも考え物です。
現金化業者のホームページの口コミは、基本的には良い口コミしか掲載していませんし、場合によっては業者が捏造している場合もあるからです。

実際の口コミを確認しない人

広告の印象や高い換金率だけで現金化業者を選び、現金化してみたけれど、満足のいく取引ができなかったという人の中には、後から外部サイトでその業者の評判を見て業者選びが失敗だったことに気づく人がいます。

外部サイトを見たら、その業者が悪質であることや、同じような後悔や失敗をしている人がたくさんいることが書かれており、取引の前に見ておけばよかったと後悔してしまうのです。

現金化を依頼したが、すぐ後悔してキャンセルを申し出た。事前にキャンセルは可能と調べていた、しかし、キャンセルにはキャンセル料がかかると言われて、かなりの金額のキャンセル料を取られた。まだ売買が成立しておらず、決済も済んでいないのにと、納得できなかったが泣き寝入りした。

繰り返し利用する人

クレジットカードの現金化は現状、法律には抵触しませんが、カード会社の利用規約では禁じられています。現金化を繰り返し返済額が増えることで、自転車操業となり返済ができなくなってしまう危険があります。

クレジットカード会社は、不正行為がないか支払い状況などをチェックしています。

繰り返しキャッシング枠いっぱいまで利用していたり、同じ現金化業者ばかり繰り返し利用していたりすると、現金化が発覚してカードの利用を停止されたり、強制的に退会させられたりして、全額をすぐに返済するよう求められて後悔することになります。

他にも借り入れをしている人

現金化以外にも債務を抱えていて、債務の返済のためにクレジットカードの現金化をしようとする人は、債務の方の返済を優先しているうちに、現金化した方の支払いができなくなってしまいます。

現金化が発覚してカードが利用停止になってしまうと、現金化が利用できなくなり、元々持っていた債務返済も滞ってしまいます。
何重にも借り入れをしている人は、クレジットカード現金化で他の債務を返済しようとするのは大変危険です。



クレジットカード現金化で後悔したくないなら安全な業者を選ぶ

クレジットカード現金化するなら安全な業者を

現金を使わずに買い物ができるクレジットカード。このクレジットカードを使って、「クレジットカードの現金化」ができると聞いて、首を傾げる人は多いと思います。

クレジットカードの現金化とは、クレジットカードのキャッシング枠でお金を借りるのではなく、ショッピング枠を使って現金を得る方法のことです。

これまでショッピング枠の現金化は、クレジットカードのキャッシング枠いっぱいに借りてしまって、これ以上キャッシングができなくなった人たちや、新たなカードを作ってキャッシングしたいのに審査に通らなかった人たちが緊急処置として使っていました。

しかし、最近では「キャッシング枠を利用すると信用情報に傷がつくが、ショッシング枠で現金化すれば信用情報に傷がつかない」という利点に注目したクレジットカードを現金化する専門業者が増えています。

関連ページ:クレジットカード現金化をカード会社に疑われた時の対処法

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チェック1!クレジットカードの現金化は違法ではないの?

クレジットカードを利用して現金を手に入れるのは、本来のクレジットカードの利用目的と違うため違法ではないのか?という声がよく聞かれます。

しかし、現在の法律では違法にはならず、いわばグレーゾーンの状態にあります。

「現金化を目的に商品を購入して、すぐ業者に売った」というと悪いイメージをもたれますが、「自分で使おうと思って購入したが、なんとなく気に入らずに手放した」という状況で同じ行為をすれば当然の権利のように聞こえます。

法を犯してないとはいえ、ネットオークションなどで転売する場合は購入価格より安い価格設定にしなければ売れませんし、購入業者に持ち込めば手数料がかかります。
「現金がすぐ手に入る」というメリットはあっても、損することは確実です。

困った時に簡単に現金が手に入るからといってこの仕組みを利用し続けると、自転車操業になって焦げ付いてしまいますので、利用する際は十分な注意が必要です。

現金化を利用し続け自己破産するしかなくなっても、裁判所は現金化による自己破産は認めてくれません。これも覚えておきましょう。

クレジットカード現金化方法には、「買取り方式」「キャッシュバック方式」という2つの方法があります。
それぞれの方法の解説と、メリットデメリットについて紹介します。

クレジットカード現金化の利用者が増えるにつれ、現金化を専門に扱う業者が増えてきました。

業者選定に失敗すると、悪徳業者に引っかかってしまい、思わぬ犯罪や被害に巻き込まれる可能性があります。

現金化自体は法に触れていないのですが、専門業者が摘発された例があります。
これは、現金化する際の手数料を金利と考えた場合、出資法で定める上限金利を明らかに上回った手数料を取っていたために業者が罪に問われたのです。

こうした悪徳業者を選ばないために、安全な業者選びについて説明します。

買取り方式とキャッシュバック方式、安全な方法はどちら?

買取り方式とキャッシュバック方式、安全な方法はどちら?

クレジットカード現金化には、買取り方式キャッシュバック方式があります。
この2つの違いとメリット、デメリットについて説明します。

買取り方式

クレジットカードを使って、ブランド商品や金券といった換金率の高い商品を購入し、それをオークションで売却、または買取り業者に売って現金を得る方法です。
自分ひとりで行うことができ、購入してすぐ業者に持ち込めば即現金を得られます。

要らないものを売って現金を得るのと同じ流れなので、クレジットカード現金化の入り口として利用しやすい方法です。

現金化専門の買取り業者を使うことで、さらに簡単に現金化する仕組みが生まれています。
現金化専門の買取り業者は換金率が良い商品を知っているので、業者が指定するものを購入してその業者に持ち込むことで、高い換金率が期待できます。

※なお、買取り業者は中古品の買取りを行うので、古物商営業許可番号を取得している業者でなければなりません。

メリット

すぐに現金が手に入る。

業者に持ち込む、オークションで販売するなど、自分のやりやすい方法で手早く行うことができる。

商品、業者の選定がしっかりしていれば、高い換金率が期待できる。

クレジットのショッピング枠利用で、クレジットカードのショッピングポイントやマイルが貯まる。
(キャッシング枠ではポイントは付与されない)

デメリット

購入商品を誤ると、換金率が悪く大損をする。

換金率の高いものばかり購入していると、カード会社に現金化していることを知られるおそれがある。

現金化が発覚すると、カード会社から即利用停止を言い渡される危険がある。

利用停止になると、それまでの借入金の支払いを一括で求められることがある。

チェック2!クレジットカード会社は現金化を警戒している!

クレジットカードの現金化は、現在の法律では違法ではなくグレーであると説明しました。

一方で、クレジットカード会社の利用規約には「現金化を目的としたクレジットカードの利用の禁止」が明示されており、もしカード会社に現金化目的の利用が発覚すれば、即利用停止となってしまいます。

その場合、すでに利用しているキャッシングやショッピングの利用分の返済を、即刻を求められてしまうので注意しましょう。
頻繁に換金率の高い金券やブランド品を購入していると、発覚しやすいので要注意です。

キャッシュバック方式

現金化専門業者からクレジットカード払いで商品を購入すると、キャッシュバックとして商品の何割かが現金で振り込まれる仕組みがキャッシュバック方式です。

商品の購入、売却という手間が省けて、よりスピーディーに現金を手に入れることができます。
例えば、キャッシュバック率80%の業者から10万円の商品を購入すると、8万円キャッシュバックされます。

メリット

商品購入・売買の手間が省ける分、よりスピーディーに現金を手に入れられる。

購入した商品を転売して現金を得る方法ではないため、クレジットカード会社の利用規約に違反しない。

クレジットのショッピング枠利用で、クレジットカードのショッピングポイントやマイルが貯まる。
(キャッシング枠ではポイントは付与されない)

デメリット

換金手数料がかかり、換金率が低くなる。

悪徳業者に捕まると、カード情報など個人情報を盗まれたり、現金が振り込まれず価値のない商品だけが手元に残り大損したりする危険がある。

キャッシュバック方式なら安心とは限らない?

キャッシュバック方式なら安心とは限らない?

クレジットカード現金化は、キャッシュバック方式の方が、スピーディーに現金が手に入り、クレジットカード会社に現金化を疑われる心配もないので安全安心なように見えますが、実際どうなのでしょうか?

現金化業者の選択を間違って悪徳業者に捕まってしまうと、キャッシュバック方式であっても大変危険です。
考えられるリスクとしては、以下のようなことがあります。

手数料などがかかり、換金率が低くなる。

悪質な業者の中には、広告宣伝などでは高い換金率を宣伝しておきながら、実際に利用する段になって様々な理由をつけて手数料を多く取り、結果的に換金率が低くなってしまう場合があります。

クレジットカードなどの個人情報が漏洩する心配がある。

クレジットカード現金化の際は、クレジットカードの不正利用や本人以外がなりすまして商品転売するのを防止するために、身分証明書による本人確認が行われます。

また、クレジットカード決済では、カード情報を提供する必要もあります。
悪質な業者に関わってしまうと、個人情報を悪用され犯罪に巻き込まれることがあり大変危険です。

現金が振り込まれず大損する。

悪質な業者に関わると、現金が振り込まれない可能性もあります。

クレジットカードのキャッシュバック方式で10万円の商品を購入し、80%のキャッシュバックで現金化する場合を例にとって説明します。
キャッシュバック方式の場合、キャッシュバック分を引いた実質商品代金の2万円から商品の原価を差し引いたものが、業者の手数料(利益)となります。

これを数式で表すと

10万円(商品購入代金としてクレジット決済した金額)− 8万円(キャッシュバックとして現金化され振り込まれた金額)=2万円(実質商品代金)

となります。

そのため、送られてくる商品は、実質商品代金と比べてかなり価値が低い粗末な品物である場合が多いのが実態です。

もし、悪徳業者に捕まってしまい、キャッシュバックの現金が振り込まれなかった場合はどうなるでしょうか。
売却が難しい価値のない商品だけが手元に残り、大損となってしまいます。

これらのリスクを避けるためにも、業者の選定はとても大切であることがわかります。

契約キャンセル時に高額な費用を請求される

悪徳業者に不当に換金率を下げられても、契約キャンセルをすれば大丈夫」と考えていませんか?

確かに、通常はカード決済前であればキャンセル料不要で契約キャンセルができるので、全く損することはありません。

しかし悪徳業者の場合、カード決済前であっても高額なキャンセル料を請求してくることがあるので、注意が必要です。

なお、カード決済が完了した後に契約キャンセルを行う場合は、どの業者が相手でも必ずキャンセル料を支払う義務が生じます。

業者はカード決済時にカード会社へ決済手数料の支払いを行っていますが、決済後にキャンセルがあると手数料を払い損になってしまいます。

このため、業者は決済手数料分に相当するキャンセル料を利用者に請求することで、損失が出ないようにしているのです。

キャンセル料の目安は決済額面の10~15%ですが、悪徳業者はそれを大幅に超えるキャンセル料を請求してくることがあります。

悪徳業者に引っかからない!安全な業者の選び方

悪徳業者に引っかからない!安全な業者の選び方

クレジットカード現金化における安全な業者の選び方について、説明します。

社歴が長い業者

悪質な業者が長く営業を続けていくのは無理なので、開業してからの年数が長い業者は信頼できるといえます。

クレジットカード現金化を利用する人が増えるにつれ、専門業者も最近増えてきていますので、5年以上の実績がある業者であれば安心といえます。

なお、クレジットカード現金化は新しい資金繰りの手法なので、逆に「現金化歴20年」などと長期間営業実績があることを宣伝している業者は要注意です。

業者のサイトは丁寧に作られているか

優良現金化業者のサイトは、利用者目線に立って考えられた見やすいデザイン・使いやすい作りになっているのが特徴です。

その一方で、悪徳業者のサイトは粗雑な作りで安っぽい印象を受けることが多いです。

というのも、悪徳業者は業者名やサイトを変更して足が付かないようにしているために、ひとつのサイトを丁寧に作り込むようなことはしないからです。

現金化業者のサイトが見づらい・分かりにくいと感じたら、その業者は利用しないのが賢明です。

会社概要を公開している

業者のホームページに、会社概要ページがあり、本社所在地、代表者名、プライバシーポリシー、また買取り方式なら古物商営業許可番号などが明示されてことを確認しましょう。

業者のサイトに利用規約がきちんと記載されているか

現金化業者のサイトの利用規約には、細かな契約条件や免責事項など、利用者が必ず知っておかなければならない重要な情報が記載されています。

サイトに利用規約すら記載していないのはまっとうな業者ではありませんので、絶対に利用しないでください。

また、きちんと利用規約が記載されているサイトでも安心できるとは言い切れません。

利用規約の有無だけでなく、その内容までしっかりと確認しておかなければ、思わぬ詐欺に遭う危険があるからです。

例えば、利用規約で肝心の手数料について記載が曖昧だったり、有料サイトに自動登録されるなどの記載があったりした場合は、後で業者から高額な請求をされても文句は言えません。

なぜなら、利用者は契約を行った時点で利用規約に同意したものとみなされるため、規約にどんなに不当な内容が記載されていても詐欺として成立しなくなってしまうからです。

以上の理由から、利用規約には隅々まで目を通し、契約条件をしっかりと把握しておくことが重要になります。

連絡先が固定電話番号もしくはフリーダイヤルになっているか

会社概要に記載している連絡先が携帯電話番号になっている業者は、固定の事務所を構えず隠そうとする悪質業者の可能性が高いので要注意です。

連絡先が固定電話番号もしくはフリーダイヤルであれば、固定の事務所が存在しているという証明になるので信用できます。

業者が本当に信用できるのかどうか不安なら、「電話帳ナビ」や「JPナンバー」といった電話番号検索サイトで、気になる業者の電話番号を検索してみましょう。

電話番号検索を行うと、業者の住所や口コミなどの詳細情報が表示されます。

電話番号が悪徳業者の番号だった場合は、会社情報に「詐欺」という記載があったり、悪い口コミが投稿されていたりするのですぐに分かります。

問い合わせや見積もり時の電話対応が丁寧で親切か

完全オンラインで取引が完結する業者は便利ですが、スタッフの顔が見えないため不安が残ります。

そこで、契約前にまずは電話で問い合わせや見積もりを行い、スタッフの対応が親切丁寧かどうかをチェックしておくと安心です。

もしスタッフの対応が悪いと感じたら、「よく考えておきます」とお断りを入れてすぐに電話を切れば、深刻な被害に遭う前に事なきを得ます。

業者の対応銀行口座がモアタイムシステムに加入している

2018年11月から始まったモアタイムシステムとは、全国銀行協会に加盟する500以上の銀行間で、24時間・365日即時振込ができるサービスのことです。

このシステムに加盟している銀行を業者が使っているのであれば、タイムラグなしに即時銀行振り込みが可能となり、土日でも現金を手に入れることができます。

悪徳業者の詐欺で振り込まれなかったという事態が発生しても、すぐに確認できます。

この場合、自分も、土日でも即日入金が反映されコンビニなどから出金ができるネットバンクの口座を持っておくと大変便利です。

クレジットカードの画像を要求してこないか

悪徳業者は「本人確認に必要」という理由で、クレジットカードの両面の画像を送信するように要求してくることがあります。

しかし、クレジットカードには決済に必要なカード番号有効期限セキュリティコードといった重要な情報が記載されているので、絶対に自分以外の誰かに見せてはいけません。

これらの情報を悪徳業者に知られてしまうと、業者はカードを好きなだけ使うことができるので、後で高額な請求が来ることになるでしょう。

このような被害を防ぐには、業者にクレジットカードの画像を要求されても絶対に送信しないようにしましょう。

口コミなどの評判はどうか

利用者からの口コミはとても参考になりますが、中には業者自身の自作自演もあり全てを信じてしまうのは問題です。

「親切だった」「信頼できる」といった印象だけで具体的な記述がない口コミはあまり信用できません。
具体的な取引の経緯が記載されている口コミの方が、実際に利用者が書いている可能性があります。

また、悪い口コミをわざわざ業者が書く可能性は低いので、悪い口コミも読んで、それらから総合的に判断することが大切です。

振込手数料がかからない銀行口座を用意する

現金化業者によって、どこの銀行でも振込手数料無料というところもあれば、業者が指定する銀行の口座を利用する場合のみ振込手数料が無料になるというところもあります。

振込手数料がかかればその分換金率が下がってしまいますので、手数料無料になる銀行口座を使うようにしましょう。

キャンペーンを利用する

換金率を少しでもアップさせたいのなら、現金化業者が用意しているキャンペーンや特典を利用しましょう。

  • 「初回利用の方に限り換金率5%アップ」
  • 「2回目以降の利用なら換金率2%アップ」
  • 「女性の方は換金率2%アップ」
  • 「法人プラン申し込みの場合換金率上乗せあり」

などなど、現金化業者によってさまざまなキャンペーンや特典を用意しています。

これらのキャンペーンを利用すれば、換金率をアップさせることが可能です。
また、多くの現金化業者はもともと集客のために初回利用の換金率を高く設定していますので、毎回新規の業者を利用して初回の換金率で現金化するという方法もあります。

プランで換金率を変えている現金化業者を利用する

現金化業者によっては換金までのスピードで、「お急ぎプラン」と「ゆっくりプラン」の2つのプランを用意して、振込みまで時間がかかるプランの換金率を少し高めに設定しているところがあります。

現金化を急いでいないのでしたら、この「ゆっくりプラン」を利用して、換金率をアップさせることが可能です。

申込金額を多めにして換金率をアップさせる

現金化業者の多くは、申込金額が上がるほど換金率を高く設定しています。

自分が必要としている金額より少しだけ申込金額を増やせば換金率が上がるのなら、申込金額を増やしてみるのも一つの方法です。

ただし、1ヵ月後のクレジットカード引落とし日には現金化した分の現金を用意する必要がありますので、差額分は無駄遣いせずに残して置ける強い意志がある人にしかおすすめできない方法です。
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クレジットカード現金化で後悔する人まとめ

クレジットカード現金化方法と、それぞれのメリットデメリット、また悪質な業者に捕まらないための優良業者の選び方について紹介しました。

クレジットカードの現金化は買い物をしている感覚で利用できるので、慣れてしまうと頻繁に利用して支払いが滞ってしまう心配があります。
現金化は借金と同じであることを肝に銘じて、計画的に利用するようにしましょう。

ここでは、【クレジットカード現金化で後悔しないために知っておくべきこと】についての案内でした。