Apple ID(アカウント)の残高の使い道に困っている人は、少なくありません。
買い取ってもらうことを考えている人もいるかと思いますが、Apple IDの残高は買取できません。
ただし、現金化する方法もゼロではありません。
本記事では、Apple IDの残高の賢い使い道について解説するとともに、残高を現金化したい場合の方法を解説します。
Apple IDの残高の使い道に困っている人は、ぜひ参考にしてください。
なお、「Apple ID残高」は「Appleアカウント残高」と名前が変わっています。
Apple IDの残高は買取・換金・払い戻しができるのか?
未使用のAppleギフトカード買取はできます。
では、Apple IDの残高は、買取や換金、払い戻しができるのかについて、見ていきましょう。
- Apple IDの残高は買取不可
- どうしても現金化したいときの裏技
Apple IDの残高は買取不可
Apple IDをアカウントに登録したら、買取してもらえません。
買取サイトだけでなく、買取店舗やオークションサイトなどでも不可能です。
Apple IDとアカウントは紐づけられているので、残高のみを買い取ってもらえません。
買い取ってもらうには、アカウントごと売却しなければなりません。
Appleの規約にも「Appleギフトカードやアカウントの残高を現金と交換したり、払い戻したりできない」と明記されています。
どうしても現金化したいときの裏技
Apple IDの残高の使い道がなく、どうしても現金化したい人は、Apple StoreでAppleの製品やアクセサリーを購入した上で、友達に売ったりフリマサイトに出品したりして、現金化するしかありません。
ただし、現金化目的で商品を購入し、現金化することはAppleの規約に違反するので覚えておきましょう。
同時に、現金化自体は法律違反ではないことも覚えておいたほうがいいです。
Apple IDの残高の賢い使い道
Apple IDの残高の賢い使い道として、次の5つの方法が挙げられます。
- アプリを購入・課金する
- iTunes Storeで音楽や映画を購入する
- Apple Booksで電子書籍を購入する
- サブスクリプションやストレージの料金を支払う
- Apple製品を購入する
それぞれについて解説しますので、Apple IDの残高の使い道に困っている人は、この中から自分に合った方法を選んで使ってください。
アプリを購入・課金する
Apple IDの残高があれば、Apple Storeでアプリを購入したり、課金したりできます。
日常的にアプリを購入・課金している人は、クレジットカードの代わりに残高を利用しましょう。
また、普段はアプリにお金をかけない人も、有料アプリを購入してみたり、ゲームなどに課金してみたりしてはいかがでしょうか。
iTunes Storeで音楽や映画を購入する
Apple IDの残高を利用して、iTunes Storeで音楽や映画を購入することも可能です。
iTunes Storeで購入する場合、わざわざお店に行く必要もなく、オフラインであっても利用できます。
また、繰り返し映画が観られるので、お気に入りの作品がある人におすすめです。
最近のスマホは音や画像のクオリティが高くなっていますので、スマホでも十分に楽しめます。
ちなみに、iTunes Storeで購入した音楽や映画は、Apple製品でなくても視聴可能です。
AndroidやWindowsでも視聴できるので、端末の変更を考えている人でも安心です。
Apple Booksで電子書籍を購入する
読書が好きな人は、Apple Booksで電子書籍を購入することも使い道の1つです。
図書館で本を借りたり、書店で購入したりする時代から、スマホで本が読める(買える)時代になりました。
電子書籍を購入すれば、外出時にわざわざ本を持ち歩く必要がありません。
スマホで読めるので電車やトイレの中など、どこでも気軽に読めます。また、スマホは片手で操作できるため、使い勝手も良いです。
さらに、家で本を保管する必要がないので、収納スペースを考慮する必要がありません。
Apple Booksはマンガや小説、雑誌など種類やジャンルも豊富にあるので、読書が好きな人は購入してみてください。
サブスクリプションやストレージの料金を支払う
Apple IDの残高を利用して、サブスクリプションやストレージの料金を支払うことも可能です。
Appleが運営しているサブスクリプションには、Apple Music、Apple Arcade、Apple TV+などがあります。
サブスクリプションは月に数百円程度で利用できるため、Apple IDの残高でも払いやすいです。そのため、残高が少ない人にもおすすめの活用方法です。
気になるサブスクリプションがある人は、Apple IDの残高を利用してお試しで始めてみてはいかがでしょうか。
AppleのiCloudのストレージは、5GBまで無料で利用できます。しかし、5GBではすぐに容量がいっぱいになってしまう可能性が高いです。
そこで、Apple IDの残高を利用すればアップグレードできます。
iCloudのストレージ容量と月額料金は、以下の通りです。
ストレージ容量 | 月額料金 |
---|---|
5GB | 無料 |
50GB | 130円 |
200GB | 400円 |
2TB | 1,300円 |
6TB | 3,900円 |
12TB | 7,900円 |
50GBや200GBであれば毎月の負担も少ないので、他のコンテンツを利用した後の残高でもアップグレードしやすいでしょう。
普段からiCloudをよく利用する人は、検討してみてください。
Apple製品を購入する
Apple IDの残高を利用して、Appleの製品やアクセサリなどを購入することも使い道の1つです。
前述の通り、購入した商品をフリマサイトやリサイクルショップなどで売却すれば、現金化することが可能です。
Apple IDの残高を利用してapple.comまたはApple Store Appで製品を購入する場合は、Apple IDでサインインしてから購入します。
残高だけでは金額が不足するときは、Apple Payやクレジットカード、Apple Gift Cardと組み合わせて使うことも可能です。
Apple IDの残高を無駄なく使うための注意点
Apple IDの残高を無駄なく使うためには、主な注意点が3つあります。
- Appleギフトカードを購入してもすぐ登録しない
- 有効期限はないので焦って使わない
- Apple IDの削除・地域変更しない
それぞれについて、見ていきましょう。
Appleギフトカードを購入してもすぐ登録しない
Appleギフトカードは、1度アカウント登録してしまうと買取してもらえません。
そのため、Appleギフトカードを購入してもすぐ登録するのではなく、本当に必要になったタイミングで登録しましょう。
購入後するに登録してしまい、使い道に困っている人がいるからです。
Appleギフトカードは使い道が限られていますが、現金化すれば使い道が広がります。
未使用であれば買取してもらえるので、すぐに登録しないように気をつけましょう。
有効期限はないので焦って使わない
Apple IDに有効期限はありません。「使えなくなってしまう」と思って、焦って使わないようにしましょう。
Apple IDの残高は使い道がいくつかあるので、焦って必要のないものに使わず、本当にほしいものを必要なタイミングで使いましょう。
Apple IDの削除・地域変更しない
Apple IDの残高を使用するにあたって、Apple IDを削除したり、地域を変更したりしないようにしましょう。
なぜなら、Apple IDの削除や地域変更をすることによって、Apple IDの残高がすべてなくなってしまうからです。
Apple IDを削除することはあまりありませんが、海外のアプリをダウンロードするために地域を変更することはあるかもしれませんので、注意しましょう。
Apple IDの残高に関するよくある質問
Apple IDの残高に関するよくある質問をいくつかまとめたので、参考にしてください。
- Apple IDの残高で購入できない・使えないものはありますか?
- あります。以下にまとめました。
Apple IDの残高で購入できない・使えないもの
- ギフトまたはギフトカードを贈れない
- ファミリー共有の場合でも、本人以外の家族は利用できない
- 一部のサブスクリプションの料金に利用できない
一部の国や地域によって利用できないことがあるので、日本が利用できるものは「Apple ID で使えるお支払い方法 – Apple サポート (日本)」から確認してください。
- Apple IDの残高を確認する方法は?
- Apple IDの残高を確認する方法は、App StoreやApple MusicアプリまたはApple TVアプリなどを利用します。
iPhone、iPad、Apple Vision Pro で残高を確認する場合
- まずはApp Storeを開きましょう。
- 画面の上部にあるプロフィール写真・イニシャル・サインインボタンのいずれかをタップします。場合によっては、Apple IDでサインインする必要があります。
- 残高がある場合はその金額が表示され、ない場合は表示されません。
Mac で残高を確認する- まずはApp Storeを開きます。
- Apple IDでサインインします。サイドバーの下部にサインインボタンがある場合は、そこからサインインしてください。
- 残高がある場合は、アカウント名の下に残高が表示されます。残高がない場合は表示されません。
Windowsパソコンで残高を確認する- Apple MusicアプリまたはApple TVアプリを開きます。
- サイドバーの下部にある自分の名前をタップしましょう。場合によっては、先にサインインする必要があります。
- 残高がある場合は、アカウント名の下に残高が表示されます。残高がない場合は表示されません。
Apple IDの残高がうまく表示されないときは、App Store、Apple Musicアプリ、またはApple TVアプリなどから1度サインアウトして、再びサインインしてください。
それでも残高が正しく表示されない場合は、購入履歴を確認し、商品の購入やサブスクリプションの更新などに残高を使用していないか確かめましょう。
- Apple IDの残高を友達や家族に移行できますか?
- Apple IDの残高は、本人のみ使用できます。そのため、友達に譲ったり、家族と共有したりすることはできません。
ギフトやギフトカードとして贈ることもできないので覚えておきましょう。
- 別の端末で利用できますか?
- 同じApple IDであれば、別の端末でも利用できます。
そのため、機種変更などをしてスマホ端末が変わったとしても、同じApple IDを利用すれば、残高がなくなることはありません。
残高はApple IDと紐づけられているので、新しくApple IDを作った場合は消えてしまいます。
また、別のApple IDには、移行できませんので覚えておきましょう。
- まだ登録していないAppleギフトカードを現金化する方法は?
- 未使用のAppleギフトカードであれば、現金化することが可能です。
Appleギフトカードを現金化する方法は、以下の4つです。
Appleギフトカードを現金化する方法- 買取サイトを利用する
- オークションサイトで出品する
- 店舗買取を利用する
- 家族や友達など知り合いに売る
一般的には買取サイトを利用して、Appleギフトカードを現金化する人が多くいます。
買取サイトは、即日現金化することができ、買取率も高いのでおすすめです。
まとめ
Apple IDの残高の使い道に困った人は以下の5つの方法を検討してください。
- アプリを購入・課金する
- iTunes Storeで音楽や映画を購入する
- Apple Booksで電子書籍を購入する
- サブスクリプションやストレージの料金を支払う
- Apple製品を購入する
Apple IDの残高を現金化することは難しいので、未使用の状態で保管しておくことが大切です。
購入後にすぐ使うのではなく、必要な状況になってから使用しましょう。
ここでは【Apple ID(アカウント)の残高の賢い使い道!買取はできるのか?】について紹介しました。
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