クレジット現金化を利用される方の中には、
「クレジットカード現金化の入金先はどの銀行口座でも良いの?」
「即日で入金される銀行口座はどれ?」
といった疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
クレジットカード現金化の優良店を利用すると振り込み手数料はかかるのか、土日・祝日でも口座に振り込んでもらえるのか、といった点も気になりますよね。
当記事ではそのような疑問にお答えしていくと共に、入金スピード・手数料・利便性といった観点から、クレジットカード現金化におすすめの銀行口座を紹介します。
「口座振込み」と「現金手渡し」、どっちを選ぶ?
現金の受取り方法は、クレジットカード現金化業者の営業形態が「店舗型」と「ネット型」のどちらなのかによって異なります。
店舗型は現金手渡しが選べる
店舗型の現金化業者は昔から存在している営業形態で、駅前や商店街に実店舗を構え、主に対面での営業を行っています。
店舗型の現金化業者を利用する場合は店頭で現金手渡しが可能なので、入金用の銀行口座を用意する必要はありません。
現金手渡しのメリットには下記のようなものが挙げられます。
現金手渡しのメリット
- その場ですぐ・確実に現金を受取れる
- ATMから現金を引き出す手間がかからない
しかし、高額の現金化を行うときは大金を持ち歩くことに不安を感じることと思います。
その場合は、希望すれば銀行口座へ入金してもらうことも可能なので、その旨申し出ましょう。
また、現金をその場で受取る必要がないなら、ネット申込みに対応している店舗型業者も少なくないので、必ずしも店舗まで足を運ぶ必要はありません。
ネット型は口座振込み一択
一方、ネット型の現金化業者は完全オンラインで営業を行っているため、現金の受渡し方法は口座振込み一択です。
したがって、ネット型の現金化業者に申込むときは必ず入金用の銀行口座が必要です。
銀行口座を持っていない場合、新規口座開設に数日~1週間ほど時間がかかってしまうので注意してください。
クレジットカード現金化で口座振込みを利用するメリット
先述したように、ネットでクレジットカード現金化を申込むと、現金の受渡し方法は原則として口座振込みになります。
「現金手渡しのほうが早くて安心」という意見もありますが、口座振込みにも次のようなメリットがあります。
24時間365日リアルタイム入金が可能
2018年10月から、全国の銀行間通信ネットワークで「モアタイムシステム」という新しい送金システムが導入されました。
その結果、全国のほとんどの銀行で同行間・他行間を問わず、24時間365日いつでも振込みができるようになりました。
口座への入金反映は最短即日でリアルタイムに行われるため、夜間や休日でも好きなときに素早く現金を引き出せます。
(※ごく一部の地方銀行はモアタイムシステムに参加しておらず、従来通りの振込みシステムになります。)
口座に入金が反映された後は、最寄りのコンビニ等のATMから現金を引き出すだけでOKです。
近くにクレジットカード現金化の店舗がない人でも、モアタイムシステムに参加している銀行の口座を作っておけば、最短即日で現金を手にすることができます。
現金化業者の店舗に赴く必要がない
現金を手渡しで受取る場合は現金化業者の店舗に赴く必要があるので、近くに店舗がなければ交通費がかかってしまいますし、時間も無駄になってしまいます。
現金化業者の店舗は都市部の駅周辺に集中しているので、地方の人は気軽に利用することができません。
現金の受取り方法を口座振込みに指定すれば、いつも利用している銀行や最寄りのコンビニのATMから手軽に現金を引き出せます。
即日現金化するならネット銀行の口座がおすすめ
クレジットカード現金化の入金先に指定するなら、メガバンクや地方銀行といった一般銀行の口座よりも、ネット銀行の口座のほうをおすすめします。
ネット銀行とは、実店舗を持たずインターネット上で業務運営を行っている銀行のことです。
一般銀行よりネット銀行をおすすめするのは、次のような理由からです。
振込手数料やATM手数料が安い
ネット銀行は実店舗の運営コストがかからないので、一般銀行よりも振込手数料やATM手数料が比較的安くなっています。
一般銀行のATMを利用する場合は200円~400円の手数料が発生しますが、ネット銀行のATMなら預入残高などの条件によって手数料が無料になることがあります。
ネット上で手軽に口座残高をチェックできる
現金化業者からの入金の際、ちゃんと入金されているのかどうかすぐ確認できないと不安ではないでしょうか?
ネット銀行のオンラインバンキング(ネット上から振込みや口座残高照会ができるサービス)を利用すれば、スマホやPCから口座残高をリアルタイムでチェックできるので安心です。
一般銀行のオンラインバンキングやネット支店もおすすめ
「ネット銀行の口座を新しく作るのが面倒」という場合は、現在持っている銀行口座へ振り込んでもらうことももちろん可能です。
最近では、一般銀行の中にもオンラインバンキングやネット支店のサービスを提供しているところが増えています。
これらのサービスを利用すると、ネット銀行のようにPC・スマホからいつでも各種手続き(振込みや口座残高照会)が行えます。
ただし、既に口座を開設していたとしても、オンラインバンキングの利用申込みやネット支店の口座開設には、1週間~10日程かかることが多いので、予め手続きしておいたほうがいいでしょう。
いっそのこと新たにネット銀行の口座を作っておいたほうが、「一般銀行口座よりも高い金利がつく」「土日・祝日でも出金手数料が無料になる」といった多くのメリットが得られておトクです。
さらに、ネット銀行の新規口座開設キャンペーン中に申込めば、現金やポイントをプレゼントでもらえることがあります。
これを機に、メインで使う口座をネット銀行の口座に切り替えてみてはいかがでしょうか?
ネット銀行の口座を開設する方法は?
ネット銀行の口座は、PC・スマホによるオンライン手続きだけで簡単に開設できます。
口座開設の申込み手続きはたった数分で完了しますし、申込み手続きから数日~1週間もすれば口座が使えるようになります。
口座開設申込みに必要なもの
口座開設申込みの際は、次のいずれかの本人確認書類を1点用意するだけでOKです。
口座開設に使える本人確認書類
- 運転免許証
- 健康保険証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 住民基本台帳カードや住民票の写し
上記に限らず、年金手帳・障害者手帳や在留カードなど身分を証明できるものであれば、本人確認は可能です。
※顔写真なしの本人確認書類の場合は、2点以上の書類を提出する必要があります。
※運転免許証やパスポートなどの有効期限が過ぎていたり、書類の発行日から6ヶ月以上過ぎていたりすると、本人確認書類として無効になってしまうので注意してください。
※住信SBIネット銀行など一部の銀行では、キャッシュカード受取り時に配達員による本人確認を行う場合があります。
口座開設の流れ
各ネット銀行に共通する口座開設の大まかな流れは以下のようになっています。
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①ネット銀行の公式HPにアクセスし、新規口座開設申込み用のページに進みます。
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②申込みフォームに必要事項(氏名・住所・電話番号など)を入力します。
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③本人確認書類の写しを郵送するか、本人確認書類を写真に撮りスマホ・PCから画像データで提出します。
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④申込み内容を基に審査が行われます。
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⑤審査通過後、銀行から郵送物(口座開設完了通知・キャッシュカードなど)が送付され、オンライン口座にログインできるようになります。
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⑥オンライン口座にログイン後、暗証番号などの設定を行うと、口座開設は完了します。
ネット銀行口座の安全性と注意点
ネット銀行を初めて利用する際は、実店舗の窓口や通帳がないことに戸惑いを感じる人もいるでしょう。
「オンライン口座にお金を預けて、本当に大丈夫?」という不安もあるかと思います。
口座残高のデータが消失してしまったり、口座にハッキングされてお金を盗まれたりしないかと、万が一のことを考えると心配になってしまいますよね。
ネット銀行の信頼性・安全性に関しては、信用格付会社によって普通銀行に劣らない高い評価が付けられているので安心してください。
例えばJCR(日本格付研究所)による格付では、ネット銀行の大手・ジャパンネット銀行が「A+」評価、楽天銀行と住信SBIネット銀行が「A」評価を獲得しています。(※2020年4月現在)
「A」評価は「AAA」「AA」に次いで3番目に高い評価であり、国債やメガバンクにも匹敵した信頼性があることを表しています。
ハッキングによるインターネット詐欺には要注意
過去には国内メガバンクのインターネットバンキングで、約400万円が不正送金される事件が発生しました。
その原因は当時のPCブラウザがハッキングに対して脆弱であったためでした。
ネット銀行側の個人情報管理体制・セキュリティ体制は強固なものであり、個人情報漏洩・銀行へのハッキング等によって深刻な被害が起きた例は過去にないので、特に不安視することはありません。
注意しなければならないのは、「利用者が銀行口座のID・パスワードを安全に管理できていないこと」、「PC・スマホのセキュリティ対策が十分でないこと」に起因するインターネット詐欺です。
ネット銀行に絡んだインターネット詐欺を防ぐには、次のような点に注意しましょう。
不審なSMSのURLは絶対にクリックしない
インターネット詐欺のよくある手口として、「銀行からのSMS(ショートメールサービス)を装って偽物の銀行サイトに誘導し、口座のログイン情報(ID・パスワード)を入力させることで個人情報を盗み取る」というものがあります。
銀行がSMSによってログイン情報の入力を求めることは絶対にありませんので、怪しいSMSのURLは絶対にクリックしないようにしてください。
口座ログイン画面で不自然なポップアップ画面が出てきても無視する
あなたのPCやスマホが「不正送金ウイルス(口座のログイン情報を盗んで不正送金を行うウイルス)」に感染していると、銀行口座のログイン画面で不自然なポップアップ画面が表示されます。
このポップアップ画面に口座ログイン情報を入力してしまうと、その情報が詐欺師に送信されるようになっているので非常に危険です。
もしも不自然なポップアップ画面やいつもと違うログイン画面が表示されたら、その画面ではログインしないようにしてください。
不正送金ウイルスの感染を防ぐには、セキュリティソフトのウイルス定義データベースをこまめに更新するとともに、銀行が配布している不正送金対策ソフトを利用しましょう。
クレジットカード現金化におすすめの銀行3選
「口座開設が簡単」
「土日・祝日でも入金が即時反映される」
「同行間の振込み手数料が無料」
上記の観点から、おすすめのネット銀行を3つ厳選して紹介します。
楽天銀行
楽天銀行は2019年に口座開設数800万口座を達成し、ダントツの人気を誇っているネット銀行です。
ネット型の現金化業者ならほぼ間違いなく楽天銀行に対応しているので、同行間手数料無料の恩恵が受けられます。
楽天銀行の提携ATMは全国10万台を超えており、手軽に現金を引き出せるのもメリットです。
振込み手数料 | 同行間:無料 他行間:最大3回/月まで無料 |
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ATM手数料 | 最大11回/月まで無料 |
口座開設の日数 | 口座開設アプリで申込み:2日~2週間 郵送申込み:1週間~10日 |
口座維持費用・年会費 | 無料 |
ジャパンネット銀行
ジャパンネット銀行は2019年時点で口座開設数400万口座を突破しており、楽天銀行に次いで人気があるネット銀行です。
ジャパンネット銀行ではTポイントを現金化できる日本初のサービスを実施しているので、Tポイントを貯めている人には特におすすめです。
振込み手数料 | 同行間:無料 他行間:3万円未満は176円、3万円以上は275円 |
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ATM手数料 | 3万円以上の入出金:無料 3万円未満の入出金:165円~330円 ※毎月1回目の入出金は利用額に関わらず手数料無料 |
口座開設の日数 | ネット申込み:最短5日~1週間 郵送申し込み:約2週間 |
口座維持費用・年会費 | 無料 |
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行では「目的別口座サービス」という制度によって、同一名義で複数の口座を開設することができます。
「クレジットカード現金化で利用する口座と普段利用する口座は、別々に管理したい」という人におすすめです。
また、住信SBIネット銀行では、貯まったポイントを現金化できる「ミライノカード(還元率0.5%~1%)」を発行しています。
年会費が900円かかりますが、クレジットカードを使えば使うほどお得になるので、口座開設と併せてミライノカードにも申込んでみてはいかがでしょうか?
振込み手数料 | 同行間:無料 他行間:最大15回/月まで無料 |
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ATM手数料 | 最大15回/まで無料 |
口座開設の日数 | ネット申し込み:最短翌日 郵送申し込み:10日前後 |
口座維持費用・年会費 | 無料 |
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