PayPay(ペイペイ)は日本で急速に普及しており、6,000万人以上が利用しています。

「PayPayにチャージし過ぎてしまった」「PayPayを使って現金化できないの?」

と思っている人は多いのではないでしょうか。

本記事では、PayPay残高を即日現金化する方法や注意点などを解説します。

「PayPay現金化」に関する情報を網羅していますので、ぜひ参考にしてください。

PayPay残高を即日現金化する方法

PayPay残高を口座出金できるのは、「PayPayマネー」だけです。また、口座出金できないPayPay残高も現金化できます。

  • 口座出金できるのはPayPayマネーだけ
  • 口座出金できないPayPay残高を現金化する方法

PayPayの種類によって、現金化方法が異なります。自分に合った現金化方法を見ていきましょう。

口座出金できるのはPayPayマネーだけ

銀行口座に出金できるPayPay残高は、「PayPayマネー」だけです。

口座から出金するためには「本人確認」と「口座登録」が必要なので、事前に済ませておきましょう。

どちらも完了済みの方は、後ほど解説する「PayPayマネーを口座出金する方法」を参照してください。

本人確認の申請方法

本人確認には、マイナンバーカード、運転免許証、運転経歴証明書のいずれか1点が必要です。

本人確認申請後、審査が完了するまで最短で3日程度かかります。審査が完了したら、アプリから通知が来ます。

本人確認の申請方法は、以下のとおりです。

  1. ①アプリのホーム画面にある「アカウント」をタップする

  2. ②アカウント名の下にある「本人確認が完了していません」をタップする

  3. ③本人確認書類を選択する

  4. ④アプリの指示に従って本人確認する

本人確認の詳しいやり方については、こちら「本人確認をする – キャッシュレス決済のPayPay」を参考にしてください。

口座登録の方法

口座登録するためには、本人確認が必要です。そのため、先に本人確認を済ませておきましょう。

銀行によって異なりますが、通帳、キャッシュカード、暗証番号、ワンタイムパスワードなどの情報が必要になるため、事前に準備しておきましょう。

口座登録の方法は、以下のとおりです。

  1. ①ホーム画面の「すべて」をタップする

  2. ②銀行口座登録を選択する

  3. ③登録する銀行を選択する

  4. ④支店名、口座番号、口座名義などを入力する

  5. ⑤登録内容を確認して「金融機関サイトへ移動する」をタップする

  6. ⑥銀行ごとの指示に従って登録する

銀行ごとに登録の手順が異なるため、詳しく知りたい人は、こちら「銀行口座を登録する – キャッシュレス決済のPayPay」を参考にしてください。

本人確認が済んでいない場合は、途中で本人確認の手順に進みます。

PayPayマネーを口座出金する方法

本人確認と口座登録が完了したら、以下の手順で口座出金してください。

  1. ①アプリ下部にある「ウォレット」をタップする

  2. ②PayPay残高の「内訳・出金」をタップする

  3. ③出金したい口座を選択する

  4. ④出金したい金額を入力し、出金をタップする

  5. ⑤振込予定日を確認して完了

出金から振込みまでの期間や振込手数料は、各金融機関によって異なります。

金融機関ごとの振込実施日と振込手数料は、以下のとおりです。

金融機関 振込実施日 振込手数料
出金手続き
午前5時まで
出金手続き
午前5時以降
PayPay銀行 即時 0円
ゆうちょ銀行 3営業日後 4営業日後 100円
上記以外の
金融機関
翌営業日 翌々営業日 100円

即日現金化する場合は、PayPay銀行がおすすめです。

振込日を確認したい場合は、PayPayアプリの「すべて>取引履歴」の順にタップすれば詳細がわかります。

口座出金できないPayPay残高を現金化する方法

口座出金できないPayPay残高は、PayPayマネーライト、PayPayポイントの2つです。

以前は「PayPayボーナスライト」もありましたが、「Paypayボーナス」への変更を経て、2022年4月1日から「PayPayポイント」に名称が変更されました。

PayPayマネーライトやPayPayポイントは口座出金できませんが、換金性の高い商品を購入し、自分で売却することにより現金化できます。

本人確認や口座を登録していない人は、今から紹介する方法で現金化してみましょう。

  1. ①PayPayマネーライトやPayPayポイントを使って、換金性の高い商品を購入する

  2. ②購入した商品をフリマサイトやオークションサイトなどで売却する

商品を買って売るだけなので、シンプルです。自分で現金化する際は、事前に換金率の高い商品を調べておきましょう。

時間をかけてしっかりと調べれば、換金率100%以上で現金化できる可能性があります。

ただし、商品を購入して売れるまでに時間がかかるため、即日現金化はできません。

即日現金化したい人は、次に紹介する「PayPay現金化に対応した現金化業者の利用手順」を参考にしてください。

また、自分で現金化する方法について詳しく知りたい人は、こちらの記事「クレジットカード現金化とは?業者を使わずに自分でする方法11選!」を参考にしてください。

PayPay現金化に対応した現金化業者の利用手順

PayPayカードを使って、PayPayに対応した現金化業者を利用すれば、即日現金化が可能です。

以下の手順により、PayPayカードを使った即日現金化が可能です。

  • 手順PayPayカードを発行する
  • 手順PayPay現金化に対応した現金化業者に依頼する
  1. 手順1.PayPayカードを発行する

    PayPayカードを発行していない人は、以下の手順に沿ってPayPayカードを発行してください。

    • スマホからPayPayカードを申し込む(申込みページはこちら
    • Yahoo! JAPAN IDでログインする(新規申込みの場合は、Yahoo! JAPAN IDとPayPayの連携が必要)
    • 氏名・生年月日・連絡先・職業などを入力する
    • PayPayカードのデザイン・ブランド・暗証番号を選択する
    • 入力内容を確認し、口座登録に進む

    口座登録は「ウェブ」または「後日郵送」で登録する方法があります。

    即日現金化したい人は、必ず「ウェブ」から手続きをしましょう。ウェブで手続きをすれば、審査終了後にすぐ使えます。

    本記事では、即日現金化の方法を紹介しているため、「ウェブで口座登録する方法」のみ紹介します。

    以下の手順に沿って、口座登録を進めてください。

    • 「ウェブで手続き」>「金融機関サイトで手続き」の順にタップする
    • 自分が希望する金融機関を選択する
    • 支店名・口座種類・口座番号などを入力し、各金融機関の指示に沿って進める
    • すべての入力が終われば、申込み終了

    PayPay公式サイトにも記載してありますが、最短7分(申込5分、審査2分)で手続きが完了します。

    ただし、21時30分~翌10時の時間帯に申込みをした場合、翌日12時以降の審査になるため注意しましょう。

    また、PayPayカードの審査に落ちた場合は、6ヶ月間は再申込みができません。

  2. 手順2.PayPay現金化に対応した現金化業者に依頼する

    PayPay現金化に対応した現金化業者に依頼する方法を紹介します。

    • 現金化業者のホームページから申し込む
    • 氏名や電話番号など必要事項を入力する
    • 申込内容を確認して申し込む
    • 業者が指定する商品を購入する
    • 購入した商品を業者が買取り、現金が振り込まれる

    現金化業者に依頼すれば、最短10分程度で現金化できます。

    ただし、現金化業者の中には、悪質な業者も存在しますので注意してください。優良な現金化業者を選ぶコツは、以下のとおりです。

    • 正しい運営情報(代表者名、住所、電話番号など)が記載している
    • 古物商許可番号を取得している
    • 換金率が相場とかけ離れていない
    • 電話やメールの対応が丁寧
    • カードトラブルがない
    • 運営歴が長い

    現金化業者によって、サービス内容がさまざまです。そのため、比較しながら自分に合った業者を選びましょう。

PayPay残高を現金化するときの注意点

PayPay残高を現金化するときは、以下の2つの点に注意してください。

  • 出金の際に手数料がかかる
  • 現金化するまでに時間がかかる

出金の際に手数料がかかる

PayPayマネーを銀行口座に出金するとき、PayPay銀行以外の金融機関では手数料が100円かかります。

また、現金を引き出す際も、PayPay銀行であれば毎月1回目は手数料が無料です。2回目以降も、3万円以上引き出す場合は手数料が無料になります。

PayPayマネーを使って繰り返し現金化する予定がある人は、PayPay銀行の口座を開設することをおすすめします。

PayPay銀行の口座を開設する際は、こちら「口座開設・はじめてのご利用 – PayPay銀行」を参考にしてください。

現金化するまでに時間がかかる

PayPayマネーの出金には、時間がかかります。しかし、PayPay銀行であれば、即時に出金が可能です。

特に、ゆうちょ銀行は最短でも3営業日と時間がかかってしまいます。即日現金化したい人は、手数料を踏まえるとPayPay銀行がおすすめです。

金融機関 出金手続き
午前5時まで
出金手続き
午前5時以降
PayPay銀行 即時
ゆうちょ銀行 3営業日後 4営業日後
上記以外の銀行 翌営業日 翌々営業日

PayPay現金化に関するよくある質問

PayPay現金化に関するよくある質問は、以下のとおりです。

  • PayPayマネーの出金ができない原因は?
  • PayPayあと払いやPayPayカードには審査はあるの?
  • PayPayで購入した商品を高く売るには?
  • PayPayの使い方は?
  • PayPayは怪しくない?危険性は?
  • PayPayカードに対応した現金化業者は?

よくある質問とそれに対する回答にも、現金化に役立つ情報が載っていますので、見ておきましょう。

PayPayマネーの出金ができない原因は?
PayPayマネーの出金手続きをしても出金できない場合は、以下の原因が考えられます。

  • PayPayマネー以外を出金しようとしている
  • 本人確認が完了していない
  • PayPayマネー残高が足りていない
  • 出金上限を超えている
  • 不正利用防止などの観点から利用を制限されている
  • 確認している口座が間違っている
  • 口座情報が間違っている
  • 法人用口座で手続きをしている

PayPayマネー以外を出金しようとしている場合もありますので、自分の持っている残高を確認しましょう。

残高を確認するには、アプリのホーム画面にある「ウォレット」をタップし、PayPay資産の「内訳・出金」をタップします。

本人確認が完了しているか確かめるには、アプリのホーム画面にある「アカウント」をタップすれば、アカウント名に登録できているか記載されています。

なお、PayPayマネーの出金上限額は24時間で50万円です。

PayPayマネーが出金できない場合は、上記の項目に当てはまっていないか確認しましょう。

上記の項目にない場合は、PayPayの問い合わせフォームから問い合わせてください。

PayPayあと払いやPayPayカードには審査はあるの?
PayPayあと払いやPayPayカードに、審査はあります。審査のポイントは「収入」と「滞納」です。

18歳以上で安定した収入が継続的にある人は、審査に落ちる可能性は低いため心配ありません。

また、長期滞納や滞納履歴の有無も審査の基準にかかわってきます。

PayPay公式サイトに審査時間は2分と記載されていますが、審査に時間がかかる場合もありますので、早めに申し込みましょう。

審査時間によっては、審査が終わるのが翌日になることもあります。

PayPayで購入した商品を高く売るには?
PayPayで購入した商品を高く売るには、換金率の高い商品を購入することが重要です。例えば、以下のような商品を購入しましょう。

  • ギフト券・プリペイドカード
  • チケット
  • 新幹線の回数券
  • 切手
  • ブランド品
  • 家電
  • ゲーム機

購入した商品を高く売るには、売却する媒体も考えなくてはなりません。

フリマサイトやリサイクルショップ、オークションサイトなど、それぞれメリット・デメリットがあるので、売る商品に合った媒体選びが重要です。

ギフト券やプリペイドカードは、買取業者に依頼する方法がおすすめです。

換金率が高く、現金化までのスピードも早いため、ストレスなく売却できるからです。

ブランド品やゲーム機は、フリマサイトがおすすめです。フリマサイトは買取店と違い、自分で値段を設定できます。

値段が自由に決められるので、買取店よりも高く売ることが可能です。

PayPayで購入した商品を高く売るには、以下の点を意識しましょう。

  • どの媒体が高く売れるかを比較する
  • 商品のほこりや汚れを落とし、きれいな状態にして出す
  • 箱や説明書、保証書などの付属品もセットにして売る
  • フリマサイトの場合は、商品の画像にもこだわる
  • 高額キャンペーンや手数料半額キャンペーンなどを活用する
  • 売却するタイミングを図る
PayPayは怪しくない?危険性は?
PayPayは、決して怪しい会社ではありません。PayPayの運営情報を見ていきましょう。

会社名 PayPay株式会社
設立日 2018年6月15日
所在地 東京都港区海岸1-7-1
東京ポートシティ竹芝
オフィスタワー 33階
代表者名 中山一郎

参考元:会社概要 | PayPay株式会社

PayPay株式会社は、ソフトバンクとLINEヤフーの合弁会社であり、連結子会社です。

PayPayは安全・安心への取り組みとして、以下のことに取り組んでいます。

  • 24時間・365日体制での不正検知
  • 2要素認証
  • 情報の暗号化
  • 不正利用検出時に即時アカウントの停止
  • 銀行口座登録時の本人確認
  • 不正利用の被害に遭った場合は全額補償
  • 24時間・365日安心の電話サポート
PayPayカードに対応した現金化業者は?
現金化業者を利用して現金化する際は、PayPayカード(後払い)に対応した業者を選ぶ必要があります。

具体的には、以下のような現金化業者が当てはまります。

上記以外にも対応している現金化業者がありますので、自分に合った業者を選びましょう。

PayPay現金化は違法?
PayPay現金化を含め、現金化行為は違法ではありません。ただし、現金化行為は、PayPayの利用規約に違反します。

PayPayカードの利用規約によると、「換金目的とした商品購入の疑いがある」場合、カードの利用は停止されます。

PayPay現金化がバレた場合は、カード利用の停止や、会員資格取消しといった措置が取られる可能性があるため、自己責任で現金化しましょう。

まとめ

本記事で紹介した方法を使えば、PayPay残高を即日現金化することが可能です。PayPay残高は全部で3種類ありますが、すべて現金化できます。

種類によって口座出金の有無や現金化の手順などが異なりますので、自分の残高に合った現金化方法を選びましょう。

また、PayPayを使って現金化する際は、注意点やよくある質問などにも目を通しておくと役に立ちますので、参考にしてください。

投稿者プロフィール

橋本隆志
橋本隆志
借金総額300万円
消費者金融からお金を借り、借金返済をする為にクレジットカードで現金化をした経験などを元に執筆をしています。