買いものをすると渡されるレシート、ついついお財布に溜あってしまい、かさばってじゃまになると捨てていませんか？
そんな捨ててしまうだけのレシートを最大1枚10円で換金してくれる、レシート買取アプリ「ONE」があるのをご存じでしょうか？
この記事では、レシート買取アプリ「ONE」の換金の仕組み、登録・利用方法、出金方法などを紹介するとともに、多くの方が心配している安全性についても解説します。
レシート買取アプリ「ONE」とは？
レシート買取アプリ「ONE」は消費者と企業を仲介するアプリで、消費者から買取ったデータを企業に販売し利益を上げています。
消費者はレシートのスクリーンショットをアプリで売ることで、1枚につき最大10円の報酬が得られます。
消費者にとっては貯まっていくだけの邪魔なレシートですが、企業にはどんな人がどんな物をいくらで買っているのか、まとめ買いするのはどんな品物でいくらなら買うのかなどといった市場調査の大切な資料として活かし、今後の販売促進、商品展開、商品開発に役立てています。
レシート買取アプリ「ONE」は2018年にサービス提供を開始しました。
実はこのアプリは、当時17歳だった天才的なITエンジニアの高校生が考え出したアイデアから生まれました。
誰もが感じるサービスに対する不満を1件10円(2015年当時)で買ってくれる「不満買い取りセンター」というサービスにヒントを得て編み出したといいます。
レシート買取アプリ「ONE」は最近ではレシート買取のほか、アンケートに答えて報酬が得られるサービスや、商品購入でお金がもらえるショッピングモールなども提供しています。
貯まったお金は銀行口座に出金して現金化できるほか、コンビニなどで使えるチケットや、他社サービスのポイントに移行できるチケットに交換できます。
レシート買取アプリ「ONE」でお金を稼ぐ方法
レシート買取アプリ「ONE」には、さまざまなお金の貯め方がありますので説明します。
レシート買取などのミッションでお金を貯める
『ONE』から出されるミッションには次のようなものがあります。
- 普段の買い物でもらったレシートを撮影する。
- アプリが指定するECサイトで買い物をして、購入完了画面をスクリーンショットする。
- 『ONE』が指定する領収書や明細書を撮影する。
- 『ONE』が依頼するアンケートに答える。
- 『ONE』から届くアプリ内の封筒を開封する。
ONEモールで買い物をしてお金を貯める
アプリにある専用ECサイト「ONEモール」で買い物をすると、後日お金がもらえます。
レシート買取アプリ「ONE」登録から換金までの流れ
レシート買取アプリ「ONE」の登録方法や使い方、換金方法、そして注意点を紹介します。
レシート買取アプリ「ONE」登録方法
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スマホにアプリをインストール
App StoreまたはGoogle Playから「ONE」のアプリをダウンロードし、スマホにインストールしアプリを起動したら必要事項(性別、生年月日、郵便番号)を入力します。
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本人確認
携帯電話番号を入力し、利用規約に同意の上、SMS認証を行います。すぐにSMSで4桁の認証コードが届きますので、その認証コードをアプリに入力すると登録完了です。
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金融機関口座を登録する
現金を出金する金融機関口座を登録します。なお、証券口座では入金できない場合がありますので、他の口座を登録してください。
これで準備完了です。続いてレシート買取の手順を説明します。
レシート買取アプリ「ONE」の使い方
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レシートを撮影
アプリのホーム画面の「全種類のレシート」をタップするとスマホのカメラが起動するので、買取りを希望するレシートをスマホのカメラで撮影します。
レシートが撮影範囲に収まるように注意しましょう。
撮影が終わったら、「▷」をタップします。 -
買取価格の確認
買取完了の表示とともに、1円～10円の買取価格が表示されます。
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貯まった金額の確認
獲得した金額の合計や獲得・出金履歴はアプリ内のウォレットで確認できます。
レシート買取アプリ「ONE」出金方法
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出金を選択
レシート買取アプリ「ONE」のホーム画面で「ウォレット」をタップし、さらに「出金」をタップします。
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金融機関口座の選択
登録した金融機関口座の中から出金したい口座を選んでタップします。
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出金申請
出金したい金額を入力して「申請する」をタップします。
※初回出金の場合のみ、金額申請の際本人確認が行われます。その場合、本人確認後1からやり直しになります。
※出金の際手数料として280円が引かれます。 -
口座入金
出金申請から口座へ入金されるまで、最大1週間かかります。土日祝を挟む場合はさらに遅れることがあります。
※入金完了の連絡はありませんので、自身で確認してください。
なお、レシート買取アプリ「ONE」は金融機関口座への出金以外にも、飲食店やコンビニで使えるチケットや、楽天ポイントやPontaポイント、Amazonギフト券などに交換できるチケットに交換することもできます。
チケットへの交換については、手数料はかかりません。
レシート買取アプリ「ONE」利用に当たっての注意点
レシート買取アプリ「ONE」を利用する際には、次の点を守らないと買取が成立しませんので注意しましょう。
1日当たりのレシート買取は５枚まで。
買取可能なレシートは購入日から2ヵ月以内のもの。
同じレシートを何度も撮影すると無効になる。
レシート買取アプリ「ONE」のメリット
- 処分するだけだったレシートが有効に活用され、小遣い稼ぎができます。
- 会員登録、買取依頼作業、出金作業などの手続きがアプリで簡単に行えます。
- レシート買取だけでなく、レシート買取より高報酬が期待できるアンケートや買い物をしてお金がもらえる専用のECサイト「ONEモール」が利用できます。
レシート買取アプリ「ONE」のデメリット
- 金融機関の口座に出金する場合、手数料が280円かかります。チケット交換の手数料はかかりません。
- レシート1枚の最大買取価格は10円で1日5枚までなので、毎日買取作業をしても50円/日×30日=1,500円となり、１ヵ月最高でも1,500円にしかなりません。
- 高額のレシートだから高く買ってくれるわけではありません。
- 個人情報を提供するため、個人情報の漏洩や悪用が心配されます。
以上のようなメリットとデメリットがあるレシート買取アプリ「ONE」ですが、捨てるしかなかったレシートがお金になるのですから、隙間時間にこつこつやって損はないかもしれません。
ただし、レシートを売り渡すことで個人情報が悪用されないかと心配する方もいるようですので、そのような方にはおすすめしません。
では、レシート買取アプリ「ONE」は怪しいアプリではないのか、その安全性について次で解説します。
レシート買取アプリ「ONE」は安全？その危険性は？
レシート買取アプリ「ONE」は、使ってもトラブルに巻き込まれたりしない安全なアプリなのでしょうか？危険性はないのでしょうか？
アプリを使っていて心配される点は次の2点です。
個人情報の漏洩
過去、大企業で個人情報漏洩が起きた事例は多数あり、個人情報が絶対に流出しないという保証はありません。
一方でスマホを利用している方の多くは、「ONE」以外にも個人情報を登録してさまざまなアプリを利用しているはずです。
レシート買取アプリ「ONE」に入力する個人情報は、携帯電話番号、性別、生年月日、郵便番号と金融機関の口座番号です。
「ONE」運営側は、個人情報の保護を徹底するため、個人情報の取り扱いをプライバシーポリシーとして公開しています。
「ONE」登録前に利用規約やプライバシーポリシーをしっかり確認し、それでもお小遣い稼ぎで個人情報が漏洩したのでは割に合わないと感じる方は、「ONE」の利用を控えましょう。
不正利用によるアカウント凍結
同じレシートを何度も撮影して送ったなど、不正利用を疑われるとアプリは凍結されて、こつこつ溜めた金額が引き出せなくなります。
不正利用をしないよう、利用規約などをしっかり確認してから利用しましょう。
レシート買取アプリ「ONE」退会方法
ONEの退会は次の手順で行います。
- アプリのアカウント管理から「ONEヘルプ」をタップします。
- 「アカウント管理」をタップし、次に「どうやったら退会できますか？」をタップします。
- 「退会ページ」という緑色のボタンがあるのでタップします。
- 注意事項を確認し、退会理由を記入（この記載については任意）して「退会する」の赤いボタンをタップすれば退会手続きは完了します。
一度退会すると、利用していたアカウントは復旧できなくなるのでご注意ください。
また、退会時点でウォレット残高は失効しますので、残高がある場合は退会前に換金しておきましょう。
既に購入したチケットは有効期限まで利用可能です。
購入し未使用のチケットはそのURLがわからなくならないよう、退会前に控えておきましょう。
レシート買取アプリ「ONE」初心者のためのQ&A
レシート買取アプリ「ONE」をこれから利用する初心者の方のために、よくある質問に回答します。
- どんなレシートでも買取ってもらえますか？
- ジャンル、金額などに条件はありませんが、購入日から2カ月以内のものに限ります。
- 購入額は高い方が高く買取ってもらえますか？
- 買取金額がどのように決められているかは非公表ですが、購入額が高いレシートの方が高く買取ってもらえるというわけではありません。
- 古いレシートでも買取ってもらえますか？
- 購入日から2カ月を過ぎたものは買取りの対象になりません。
- 手数料はかかりますか？
- 換金の際、金融機関の口座への出金は振込手数料として280円かかります。
コンビニで使えるチケット、楽天ポイントなど他社ポイントに移行できるチケットと交換する場合は、手数料はかかりません。 - アカウント残高を出金するのに有効期限はありますか？
- 定期的に利用している場合、出金期限はありませんが、以下の場合アカウント残高が失効します。
- 120日間ログインしなかった場合
- 最後のウォレット残高加算から120日を経過した場合
- 不正によってウォレット残高を得た場合
- 利用規約に違反した場合
- 『ONE』のサービス終了またはサービス変更などによって、ウォレット残高の振込申請を直ちに行うようユーザーに通知してから3ヵ月が経過した場合
- 有効期限を延長することはできますか？
- ウォレット残高の有効期限は、ログインしてアカウント残高に1円以上加算することでさらに120日間延長されます。
ただし、後日報酬が加算されるタイプのミッションの場合は、加算されるタイミングが有効期限後であれば、有効期限は延長されないので注意が必要です。 - レシートが長すぎて、カメラに収まりません。どうしたらいいですか？
- 『ONE』のカメラ撮影には分割撮影機能がありません。
そのため、長いレシートの全体を撮るには、できるだけ近い距離で全体が入るように撮影するか、それでも入らない場合は余白や広告など買い物の内容と関係ない部分を折り曲げて撮影するなどの工夫が必要です。 - 撮影ができなくなりました。何が原因ですか？
- 1日当たりの買取枚数(5枚)を超えると、レシート買取ミッションに参加できなくなります。また、アプリ利用者全体で決められた1日の買取枚数に到達した場合、その日の買取は終了します。
なお、翌日以降も参加できない場合はアプリの不具合が考えられますから、アプリをリロードするか、一度終了して立ち上げ直してください。
まとめ
レシート買取アプリ「ONE」の仕組み、利用方法、安全性について紹介しました。
初心者の方が抱く疑問についても、Q&A形式で紹介しましたので参考にしてみてください。
レシートでお金がもらえると聞くと怪しいアプリでは？と不安を抱く方がいるかもしれませんが、「ONE」は利用規約に沿って利用すれば安全に使えるアプリです。
これまで捨てるしかなかったレシートがお金に変わる大変魅力的なアプリです。
他にも現金が必要になったとき、頼りになる後払いアプリなどもありますので、有効利用していきましょう。
それぞれの注意点やメリットデメリットを理解した上で、ぜひ活用してみてください。
ここでは、【レシート買取アプリ「ONE」の安全性と使い方を紹介】についての記事でした。
