クレジットカード現金化の時に用意する必要書類は?

急な出費で現金が必要な時、クレジットカード現金化をすれば現金を手に入れることがで利用する人が増えています。このクレジットカード現金化、利用者はどんな時にどんな理由で行なっているのでしょうか。

クレジットカード現金化は個人でもできますが、クレジットカード現金化の優良業者を使った方がスピーディーに行えます。
業者を使う場合は安全な業者選びがとても大切で、業者側も他人名義での申し込みなど不正利用を恐れて、徹底した利用者本人確認を行います。

クレジットカード現金化の方法とその仕組み、また現金化の際に、用意しておきたい必要書類などについて紹介します。

その前に基本的なクレジットカードの仕組みについても解説していますので、こちらを理解していると現金化の仕組みについても飲み込みやすくなります。

クレジットカード現金化をどんな時にどんな理由でやっているのか?

  • 冠婚葬祭で現金が必要になった
  • 飲み会が続いて会費が払えない
  • キャッシング限度額まで借りていて、これ以上借りられない
  • 近々住宅ローンを組む予定があり、審査に通るため借金の記録は作りたくない
  • 土日や深夜・早朝でほかに現金の入手方法がない
  • キャッシングではないので、買い物感覚でできる

必要な現金が手元にない時、クレジットカードさえあればキャッシング枠を使ってお金を借りることができます。

しかし、キャッシング限度額まで借り入れてしまいこれ以上借りることができない人や、信用情報に瑕がつくのが嫌でキャッシングはしたくないという人が利用しているのが、クレジットカードの現金化です。

クレジットカード現金化は、クレジットカードのショッピング枠を使って現金を手に入れる方法です。
必要な現金が手に入る他、ショッピング額に応じてポイントが貯まる、信用情報に瑕がつかないなどのメリットがあります。

また業者によっては、24時間年中無休で営業しているところもあり、休日や深夜、早朝でも現金が手に入り便利です。

クレジットカード現金化は借入れと違いショッピング感覚で行えるので、初めての人でも後ろめたさを感じずに利用できます。
ただし、借金に変わりなく、クレジットカードの代金引き落とし日までに商品代金を用意する点は注意しなければなりません。

このクレジットカードの現金化は危険と思われがちですが、適切な利用方法を知って、節度を持って利用すれば危険ではありません。
店舗に足を運ばず、ネットを介して行うことができる上、スピーディーに現金を手に入れられるので多くの人に利用されているのです。

クレジットカード現金化の仕組み

クレジットカード現金化には、自分でクレジットカード現金化をする方法と、現金化専門業者を使う方法があります。

業者を使った現金化には更に、「買取方式」と「キャッシュバック方式」という2つの方法がありますが、それぞれ業者に提出する必要書類が異なります。
悪徳業者は必要のない個人情報まで求めてくることがあり、何も知らないで提出してしまうと不正利用されて危険です。

危険な目に遭わないために、クレジットカード現金化の仕組みをよく理解して、何が必要で何が必要ないのか知っておくことです。
現金化業者を使った2つの方法について簡単に紹介します。

買取方式

現金化専門業者を使った買取方式は、クレジットカードのショッピング枠を使って金券や高級ブランド品など換金率の高い商品を購入し、現金化専門の買取り業者に売却して現金を得る方法です。

50,000円で購入した商品を業者が40,000円で買取ってくれれば、利用者は40,000円の現金を手にすることができ、差額の10,000円を業者が手数料として受け取ります。

もう一つのキャッシュバック方式は、クレジットカードで商品を買った特典として現金がキャッシュバックされる方法です。

50,000円の商品を購入した特典として、利用者はキャッシュバック代金40,000円を受け取り、差額の10,000円が業者の手数料です。

この場合、どちらも換金率は80%になります。

この換金率は業者によって違いますが、80%前後が相場といわれています。

この方法は個人でも行うことができますが、業者を通すことでさらにスムーズに現金化することができます。
というのも、人気商品は日々変わりますが、現金化を専門とする買取り業者は、換金率の高い商品が何かをリアルタイムで把握しています。

業者が指定する商品を購入してその業者に持ち込むことで、高い換金率で現金化することができます。
最近は、販売と買取りを一括して行う現金化業者が出てきており、これを利用することでさらにスピーディーに現金化できます。

買取方式の流れ

  • STEP1.
    買取り方式のクレジットカード現金化業者にオンラインで申し込みます。
  • STEP2.
    業者に指示されたオンラインショップで現金化したい金額に見合った商品を購入します。
  • STEP3.
    届いた商品を業者に送付して買い取ってもらいます。
  • STEP4.
    銀行口座に現金が入金されますので確認します。

キャッシュバック方式

キャッシュバック方式は、現金化専門業者からクレジットカード払いで商品を購入して、その特典として商品代金の何割かを、キャッシュバックとして受ける方法です。

商品の選定、購入、売却という手間が省けて、よりスピーディーに現金を手に入れることができます。

クレジットカード会社はクレジットカードを使った現金化を禁止していますが、買取り方式は換金率の高い商品を購入するため、クレジットカード会社に発見されやすく、カードの利用を停止される危険があります。

しかし、キャッシュバック方式は、実際に商品を購入するため現金化を疑われる可能性がほとんどありません。

なお、クレジットカード現金化業者は、実店舗のある業者、実店舗は持たずネットで手続きが完了する業者があります。
実店舗とネット店舗でも必要書類は違いますので注意しましょう。

キャッシュバック方式の流れ

  • STEP1.
    キャッシュバック方式のクレジットカード現金化業者にオンラインで申し込みます。
  • STEP2.
    業者に指示されたオンラインショップで現金化したい金額に見合った商品を購入します。
  • STEP3.
    商品購入特典として現金がキャッシュバックされますので、入金されているか銀行口座を確認します。
  • STEP4.
    購入した商品が送られてきますので受け取ります。

クレジットカード現金化の流れ

いつでもどこにいても、簡単な手続きで即日現金化できるのが、オンライン型の現金化業者を利用したクレジットカード現金化です。
大まかな流れは下記の通りです。

ネットで現金化を申込む場合の流れについては、次の通りです。

1.申込みフォームに入力して送信する

利用するクレジットカード現金化業者を選んだら、業者のウェブサイトにアクセスして申込みフォームに必要事項を入力し送信します。
業者により入力内容に多少の違いはありますが、主に次の内容を入力します。

  • 氏名
  • 連絡先(メールアドレスと電話番号)
  • 電話で連絡が取れる時間帯
  • 現金化の希望額
  • ショッピング枠の残高

またこの時、本人確認のために身分証明書をスマホで撮影して、画像をアップロードする必要があります。

身分証明書類として認められるものは、運転免許証、パスポート、在留カード、住民基本台帳、マイナンバーカードなど公的書類ですが、業者によって多少指定の書類は異なりますので、事前に確認しておきましょう。

※一部のキャッシュバック型の現金化業者では本人確認が不要なこともありますが、健全な取引のために本人確認を徹底している業者を選ぶほうが安全です。

電話申込みが可能な業者もありますが、口頭での確認は思っているより手間を取られてしまいます。
たった数分で入力が終わるオンライン手続きの方が、手っ取り早く申込めるのでおすすめです。

現金化への申し込みはクレジットカード現金化は借り入れではないので、審査を受ける必要はありません。
ただし、クレジットカードが不正に使われていないかを確認するため、申し込み後折り返し業者から電話が入ります。

2.申込み内容を確認する電話を受ける

申込みが完了すると、現金化業者から折り返し確認の電話がかかってきます。
ここで身分証明書に間違いがないかの確認と、入力事項の内容確認が行われ、希望金額を得るためにはいくらのクレジットカード決済が必要か、見積金額が提示されます。
また、このクレジットカード現金化が融資ではないこと、クレジットカード現金化業者が金融業者ではないことを理解しているか確認される場合もあります。

3.商品を購入する

クレジットカードのショッピング枠を使って、現金化したい金額分の商品を購入します。
申込者が購入した商品を業者が買い取る「買取方式」と、申込者が商品購入額の還元(キャッシュバック)を受ける「キャッシュバック方式」の2つの方法があります。

買取方式 市場で高い価値がつく商品
(ブランド品、ゲーム機、商品券、家電製品など)
キャッシュバック方式 現金化業者が用意する商品
(CD-ROMや100均のおもちゃなど、ほとんど価値がないもの)

4.現金の入金を待つ

現金化業者から商品の買取り代金またはキャッシュバックとして現金が入金されます。
オンラインバンキングに対応している銀行口座を入金先に指定すると、最短即日で現金が振込まれます。

以上の流れで、オンライン型現金化業者によるクレジットカード現金化が完了します。

現金化をする際には必要なものがあるので、事前に理解し準備しておくと現金化がスムーズに行えます。

※キャッシュバック方式の現金化業者を利用する場合、申込者は必ず商品を受取らなければなりません。
商品の受取り時に家族に怪しまれたくない人は、自分が確実に受取れる日時の指定や局留めなどを利用しましょう。

クレジットカード現金化に必要なもの

絶対必要な書類は身分証明書

クレジットカード現金化で必要なものは何でしょうか。
まず挙げられるのが、身分証明書です。身分証明書は、以下のものが該当します。

  • 運転免許証
  • 年金手帳
  • 健康保険証
  • パスポート
  • マイナンバーカード
  • 在留カード(外国人の場合)

※一般の本人確認と同じく、顔写真がない身分証明書の場合2点要求されることがあります。

ネット店舗で本人確認のために提出しなければならないもの

実店舗で現金化をする場合、本人が身分証明書を持参すれば確認作業はその場で済みますが、ネット店舗の場合は、以下の3つの写真を撮影して提出しなければなりません。

  • 身分証明書の表面の写真
  • 身分証明書の裏面の写真
  • 身分証明書と本人が一緒に写った自撮り写真

※住所変更などの但し書きが裏面に記載れている場合があることから、身分証明書は表と裏の両方を撮影して提出する必要があります。
※身分証明書が本人のものかどうか確認するために、身分証明書と本人が一緒に写った写真も提出しなければなりません。

身分証明書以外に必要なもの

現金化の方法により、それぞれ必要なものは違いますので、方法別に紹介します。

買取方式

買取方式は、クレジットカードで購入した商品を現金化業者に買い取ってもらい現金を得ます。
必要とする書類は、不要になったブランド品をブランド買取り専門店などに売却するのと基本的に同じですが、身分証明書ともにネット店舗の場合は現金の振込先銀行口座情報が必要になります。(実店舗の場合はその場で現金を受け取れます。)

では、なぜ本人確認が必要なのでしょうか?
中古品を売買する業者は、古物営業法で業者自身が公安委員会から営業許可番号を取得し掲示することと、買取りをする客に対しては本人確認を行うことが定められています。

買取と販売を行う古物商には盗品が持ち込まれる可能性があるため、これらのことを義務付けることにより、盗品の流通を防止しているのです。

現金化専門の買取業者も古物を扱うため、古物商許可を都道府県の公安委員会から受けていなければなりません。買取を依頼する前に、その店の古物商許可番号を確認するようにしましょう。

なお、買取方式で販売と買取を兼ねている業者を利用する場合は、これ以外にも必要なものがあります。
次のキャッシュバック方式で紹介します。

キャッシュバック方式

キャッシュバック方式では、本人確認ができる身分証明書とクレジットカード情報、ネット店舗の場合はこれに加え現金の振込先銀行口座情報が必要です。

キャッシュバック方式では中古品の売買はありませんが、業者は人から盗んだクレジットカードの不正利用を警戒しています。
本人確認を必ず行って、他人名義のクレジットカードが使われていないことを確認します。

実店舗の場合は身分証明書のコピーを取られますし、ネット店舗の場合は身分証明書の裏表のコピーと共に、カードを持った自撮り写真が必要となります。

また、キャッシュバック方式では、現金化業者からクレジットカードで商品を購入しますので、クレジットカード情報が必要になります。

クレジットカード情報として必要なのは、カード番号、カードに記載されている氏名、有効期限、セキュリティコードです。

これらのクレジットカード情報を知られてしまうと、クレジットカードがなくても不正利用されてしまいますので提出方法については注意が必要です。
実店舗の場合、通常の買い物と同じようにクレジットカードを渡すと、決済端末で購入手続きが行われます。

目の前で端末操作が行われるのならまず安心ですが、「端末は裏の事務所にあるので」などと言って目の届かないところへ持ち去ろうとしたら、即取引を中止しましょう。

裏でクレジットカードの両面をコピーされたら、その情報を使って不正利用されてしまいます。

実店舗のないネット店舗の場合は、ネットショッピングのように購入する商品をショッピングカートに入れた後、クレジットカード情報を入力して購入する方法を採用している業者を選びましょう。

カード情報が暗号化され、業者にカード情報が知られずに済む決済システムを使っている業者であれば安心です。

しかし、必要書類としてクレジットカードの両面コピーを要求する業者がいたら要注意です。
安全な業者でも決済システムの関係でクレジットカードのコピーを要求してくるところはありますが、それが悪徳業者だったら危険です。

中には「当社の決済端末とお客様のカードの相性を確認するために必要」などの理由でコピーを要求してくる業者もいますが、そのような業者との取引は危険ですので、即刻手続きを中止しましょう。

クレジットカード現金化するときに提出する必要書類について

現金化をする際に提出する、必要書類について解説します。

安全な業者を利用し、悪徳業者に関わらない

個人情報を不正に取得して悪用するような悪徳業者に関わらず、安全な業者を選んでクレジットカードの現金化を行いましょう。

多くの人がクレジットカード現金化を利用するようになって、現金化業者が沢山誕生しています。
悪徳業者は都合が悪くなると店を畳み、しばらくしてまた別の名前で営業を再開するので、どこが安全でどこが危険な店舗か見抜くのが難しい面もあります。

以下の点に気をつけて選ぶと危険度はかなり下がります。

優良比較サイトで評判を確かめて選ぶ

クレジットカード現金化業者の優良店比較サイトで評判のよい業者はどこかを確認しましょう。
サイト独自の人気ランキングを設けているところもありますので、ランキングNO.1の業者を候補として換金率やサービスなどを調べてみるのもいいでしょう。

口コミで評価の高い業者を選ぶ

ネットで口コミ情報を検索して、評価の高い業者を選びましょう。
業者の公式サイトの口コミは良いものしか載せていないので、優良比較サイトや掲示板など掲載されている口コミを見てみましょう。
良い口コミだけでなく、悪い口コミにも注目することで、本当に安全な業者はどこかがわかってくることもあります。

関連ページ:クレジットカード現金化の口コミを掲示板で調べるときに注意すること

必要な情報を公開している業者を選ぶ

買取り方式の業者であれば、古物商許可番号が店頭や公式サイトに掲表示してあるか確認しましょう。

また、実店舗、ネット店舗どちらの業者も、都合が悪くなると公式サイトを閉じ、店舗を畳んで夜逃げのように雲隠れしてしまう悪質な業者がいます。

公式サイトに会社概要ページがあり、本社所在地、連絡先、代表者名、社歴などを公開しているか事前に確認しておきましょう。

必要のない個人情報の請求には毅然と対応する

必要のない個人情報を請求されたら安易に提供せず、その業者との取引を再考しましょう。
例えば、勤務先名、職場の電話番号、実家の電話番号などを聞いてきたり、名刺・給与明細のコピーなどを要求してきたりする業者は要注意です。

クレジットカード現金化は困った時にすぐ現金が手に入る便利な方法ですが、悪徳業者に関わって個人情報を渡してしまうと大変な損害を被る場合があります。
業者選びに注意して、不必要な個人情報は渡さず、安全に現金化を行うようにしましょう。

よくある質問

多くの人がクレジットカード現金化をするのはなぜでしょうか?
借金を重ねてこれ以上借りられない、信用情報がブラックで借金できない人でも、クレジットカードのショッピング枠に余裕があれば審査を受けずに利用できるからです。
クレジットカード現金化は違法ではありませんか?
現在、クレジットカード現金化を禁止する法律がないため違法ではありませんが、現金化業者が金融業者とみなされると業者が摘発される可能性があるためグレーゾーンの行為と考えられています。ただし、この場合も利用者が摘発された例はありません。
ただし、カード会社の利用規約で現金化は禁止されていますので、現金化が発覚した場合は利用停止や退会処分などのペナルティが課せられますので注意が必要です。
悪質な業者を利用するとどうなりますか?
悪徳業者に引っかかると、現金が振り込まれなかったり、換金率が低くなったり、個人情報を悪用されたりする危険があります。

まとめ

クレジットカード現金化を多くの人が利用する理由、その仕組みや流れ、必要書類、注意点などについて紹介しました。
クレジットカード現金化はショッピング感覚でできる現金化方法ですが、1ヵ月後には返済が待っていますので、無理のない範囲で利用するようにしてください。
また、身分証明書など個人情報を業者に提出することになりますので、安全に利用できる優良業者を選ぶようにしましょう。

この記事では【クレジットカード現金化の仕組み・流れや必要な提出書類を徹底解説します!】についての紹介でした。