「誕生日プレゼントでAmazonギフト券もらったけど、特に欲しいものがなく使い道がない」
そんな時、「これが現金に変わらないか」と考える方もいるのではないでしょうか。
金券の買い取りというと、金券・中古品売買大手の大黒屋がよく知られていますが、Amazonギフト券は他の金券と違って、大黒屋に持ち込んでも買い取ってもらえないという噂があります。これは本当でしょうか?
ここでは、Amazonギフト券は換金が難しいと言われる事情と、それでも換金したい方のために現金化の方法を紹介します。
換金率の高いおすすめ優良業者ランキング
Amazonギフト券買取サイト1位:買取ボブ
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大黒屋が買い取りを行っている金券について
オレンジ色の看板でお馴染みの大黒屋は、全国に230店舗以上を展開する大手古物商&質店で、中古品や金券・チケットの売買から外貨両替まで幅広く手がけています。
「高く買って安く売る」がモットーで、買い取り商品はブランド品、金券・チケットに留まらず、金やプラチナ、宝石、モバイル端末、お酒、電化製品、電動工具、楽器、釣具、ヘルメット、ブランド食器、ホビー商品にまで及び、年間買い取り件数は150万件を超えています。
また、近くに店舗がない方でも利用できるよう、宅配買い取りにも力を入れています。
この大黒屋の公式サイトには、大黒屋 「金券・チケット買い取り」 というページがあり、このページを見ると店頭買い取りと郵送買い取りの方法や換金率、買い取り強化商品などを知ることができます。
大黒屋が買い取りを行う主な金券は次のものです。
- 株主優待券
- JR回数券
- 商品券・ギフト券
- 旅行券
- プリペイドカード
- ビール酒券
- 印紙・切手・はがき
- アミューズメント・レジャー・展覧会・映画券
このうち、Amazonギフト券が掲載されていると思われる商品券・ギフト券のページを見てみると、取り扱っているギフト券は150種類以上にのぼることがわかります。
そのうち主なものを紹介します。
- 高島屋、三越伊勢丹、そごう西武、東武などの百貨店商品券
- セブン&アイ、イオン、西友、ダイエーなどのスーパー商品券
- パルコ、ルミネ、無印商品、ユニクロ、三菱地所グループなどの専門店・ショッピングモール商品券
- ジェフグルメ、ナイスグルメ、マクドナルドなどの食事券
- JCB・VISAなどの信販系ギフト券
- 図書券
しかし、ここにはAmazonギフト券はありません。同じように、iTunesカードやGoogle Playギフトカードなどの電子ギフト券の名前もありません。
実はこれらは、大黒屋などの金券ショップでは買い取りの対象外となっているのです。
利用者が少ない、あまり人気のない金券は買い取ってもらえないという話はよく聞きますが、Amazonギフト券が、人気がないため買い取り不可ということは考えられません。
それでは、大黒屋はなぜAmazonギフト券の買取をしないのでしょうか。
大黒屋がAmazonギフト券を買い取らない理由とは?
大黒屋がAmazonギフト券の買い取りをしない理由は、主に3つあります。
1. 未使用か使用済みかの判断が難しい
Amazonギフト券には、ギフト券毎に16桁または17桁のアルファベットと数字が混在したギフト券番号が付されていますが、この番号を一度アカウントに登録してしまうと、2度目の登録はできなくなります。買い取りの際、そのギフト券が未使用か使用済かを判断することができないため、大黒屋では買い取り不可としているのです。
カードタイプのギフト券の場合は、ギフト券番号を盗まれないように裏面のスクラッチを削らないと番号を読み取ることができないようになっています。
スクラッチを削らなければ番号がわからないのであれば、削られていないカードは未使用品と判断して買い取ってくれても良さそうな気がします。
実は以前は、大黒屋でも削られていないカードタイプのものは買い取りを行っていたのですが、削られていないにもかかわらず既に登録済みで、大黒屋からこのカードを購入した人が登録できなかったという事例が出てしまいました。
それ以来、大黒屋ではカードタイプも含めてすべてのAmazonギフト券の買い取りを中止しています。
2. 有効期限がある
大黒屋がAmazonギフト券を買い取らない2つ目の理由は、ギフト券に有効期限があるからです。2017年4月24日発行分より、ギフト券の有効期限は一律10年になりましたが、それ以前に発行されたギフト券は1年~3年の券種よって違う有効期限が設けられていました。
大黒屋に持ち込まれることの多いカードタイプのギフト券には、この有効期限が記載されていません。
カードタイプの有効期限を確認するには、Amazonカスタマーサービスに電話をして、ギフト券番号を伝えて調べてもらうか、自分のアカウントに登録してアカウントの「残高・利用履歴」で確認しなければなりません。
しかし、アカウント登録をしてしまっては売却することができなくなり論外ですし、カスタマーサービスに電話をするためには裏面のスクラッチを削らなければなりません。
このように、店頭に持ち込まれたギフト券の有効期限を調べることが困難なこともあり、大黒屋ではAmazonギフト券を買い取り対象外としています。
3. 需要がない
Amazonギフト券は、Amazonを利用している人には便利なギフト券ですが、使える場所がネットのみで店舗では使えない上、ネットでもAmazon以外のショッピングサイトでは使うことができません。
そのため、Amazonで頻繁に買い物をしている人以外は魅力を感じないということになります。
大黒屋の客層を見ると、全国のデパートで使える全国百貨店共通商品券の方がいいとか、ネットでも店舗でも使える信販系ギフト券の方が便利だという人が多く、それらのギフト券と比べるとAmazonギフト券はあまり需要が見込めません。
1、2で紹介したように取り扱いが面倒な上、需要が見込めないのであれば、大黒屋がAmazonギフト券を積極的に取り扱わないのも納得できます。
Amazonギフト券のお得な換金方法とは?
大黒屋で買い取ってもらえないAmazonギフト券ですが、なんとか換金する方法はないのでしょうか。
どうしても大黒屋で換金したいというのであれば、Amazonギフト券で換金率の高い商品を購入して、大黒屋に買い取ってもらうという方法があります。
しかし、これは商品購入、受け取り、大黒屋へ持参または郵送という手間がかかりますし、入金までに時間もかかります。
他にAmazonギフト券を換金する方法はないかというと、Amazonギフト券の買い取りを積極的に行っているネット型の買い取り業者を利用するという手があります。
実店舗型の金券ショップや買い取り業者でAmazonギフト券の買い取りが可能かどうかを調べると、全国を探してもあまり多くは見つかりませんが、ネット型の買い取り業者を探してみるとかなりの数の業者がAmazonギフト券を取り扱っていることがわかります。
ネット買い取りの手順
ネットの買い取り業者にAmazonギフト券を売却する場合の手順を簡単に紹介します。
-
<買い取り額の見積計算>
業者のホームページの見積査定欄に、ギフト券の種類、額面、初回利用か2回目以降かを入力します。すると、買い取り金額が表示されます。金額に納得できたら、申し込みボタンを押します。
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<申し込み>
氏名、メールアドレス、連絡先電話番号、ギフト券番号と額面、振込先銀行口座を入力し、身分証明書の画像を添付して、申し込みます。
※身分証明書は免許証・保険証・住基カードなど、現住所と生年月日が記載されたもの1点が必要です。
※利用が2回目以降の場合、身分証明書の添付が省略できます。 -
<入金>
手続きが行われ即日入金、早いところでは最短10分で指定口座に入金されます。
※業者によって、Eメールタイプのみ買い取り可能など、扱う券種が違います。
※カードタイプの買い取りでカード本体の送付が必要な業者の場合、Eメールタイプの換金より入金までに時間がかかります。
中古品を売買する業者は、古物営業法で都道府県の公安委員会から営業許可番号を取得し掲示しなければ営業することができません。
Amazonギフト券の販売も中古品の売買に扱いになりますので、買い取り業者を選ぶ際は古物商許可番号を取得した正規の業者を選ぶことが大切です。
業者のホームページに古物商許可番号が掲示されているか、必ず確認しましょう。
業者は買い取りする客に対して本人確認を行うことが、古物営業法で義務つけられています。これは古物商に盗品が持ち込まれて換金されることがあるため、盗品の流通防止を目的に本人確認は行われています。
業者が本人確認を求めるのは当然のことなので、買い取りを希望する場合は必ず身分証明書を提示しましょう。
優良業者を選ぶためのポイント
Amazonギフト券を買い取る業者が増えるにつれ、利用客を騙す悪徳業者が紛れ込むようになっています。そういう業者に関わってしまい、詐欺などのトラブルに遭遇する人が増えています。
見積より換金率が低くかったので文句を言ったら、手数料の他に諸費用がかかったと言われた
買い取りを申し込み、ギフト券番号を知らせたのに、現金が振り込まれず、音信不通。既にギフト券番号は登録されてしまったようで、自分のアカウントに登録できなくなっていた
本人確認に添付した身分証明書を悪用された
安全にAmazonギフト券を換金するためには、以下の点に留意して優良な買い取り業者を選びましょう。
- 古物商取引許可を受けた業者を選ぶ
古物の売買を行う正規の業者であることを確認するために、古物商取引許可を得ている業者かを確認しましょう。
- 電話番号や所在地、代表者氏名など会社概要を公開している業者を選ぶ
ネット型の業者は店舗型の業者と違い、公式ホームページを閉鎖して雲隠れされると、行方を追うことができず、被害に遭っても利用者は泣き寝入りするしかありません。公式ホームページに連絡先や所在地など会社概要をきちんと掲示している業者を選びましょう。
- ネットで口コミや評価が高い業者を選ぶ
実際に買い取りを依頼した人の体験談や口コミはネットで探すことができますので、業者選びの参考にしましょう。
大黒屋でAmazonギフト券の買い取りをしないのは、取り扱いが特殊であることが理由でした。一方では、電子ギフト券の特徴を活かして、ネット買い取りを積極的に行っている業者が増えています。
Amazonギフト券の買い取りサービス業者が増えるにつれ、最近は業者を換金率や口コミなどをもとにランキング形式で比較する比較紹介サイトが誕生しています。買い取りを依頼する場合は、それらの情報も参考にして優良業者を選びましょう。