ここ最近、クレジットカードの現金化に加えて、Amazonギフト券の現金買取が人気になりつつあります。
平均換金率が80%台後半とカードの現金化よりも換金率が高いことに加え、ギフト券そのものはクレジットカードでも購入できることから、今後現金化においてメインの手段になることも期待されているからです。

また人気の現れなのか、Yahoo!知恵袋をはじめとしたQ&AサイトでもAmazonギフト券の買い取りに関する質問がここ最近急増しています。実際に利用したことのある方や、現金化に関して専門知識のある方の回答も多くあり、様々な質問と回答でサイトは日々活況を呈しています。

ところが残念ながら、知恵袋で欲しい回答を得られることはあまりありません。
様々な方の回答を読めるのは確かに優れたメリットですが、一方でクレジットカードやギフト券の現金化に拒否反応を持っている方の回答も多く、なかなか欲しい答えを得るには骨が折れるものだからです。
また、一部ではありますが業者による自作自演の質問と回答が寄せられていることもあり、これから初めてAmazonギフト券の買取を行う方にとっては、混乱の一因となってしまっている現状があります。
これらを考えると……知恵袋などで疑問の答えを探すのは、ある程度Amazonギフト券の買取や、クレジットカードの現金化に関する知識を身に付けてからの方がおすすめです。
ある程度の基礎知識を得てからでも、これらのサイトの利用は決して遅くありません。

今回は、知恵袋でよく見るAmazonギフト券買取のよくある疑問について、専門サイトとして解説・ご紹介いたします。

Amazonギフト券の現金化は その気になれば自分でできるものなの?

Amazonギフト券の現金化は その気になれば自分でできるものなの?

クレジットカードの現金化では、もっとも安全かつ確実な方法として、現金化を自分で行うことが出来ます。
換金性の高い商品や商品券などをクレジット購入して、それを中古買取店や金券ショップへ売るものですが、Amazonギフト券も同じように自分で現金化を行うことが出来るのでしょうか?

高手数料に加え 入金まで1ヶ月弱かかることが難点

Amazonギフト券

結論から申しますと、すべて自分で現金化を行う場合、難易度は非常に高いものとなります。
Amazonでは中古商品を取り扱う「マーケットプレイス」があります。
そこへ商品を出品したのちに自分でギフト券を使用して購入すれば、購入金額と送料分が現金で振り込まれるため、現金化そのものは可能です。
しかしマーケットプレイスの利用手数料が最低でも15%かかることに加え、売上の確定から実際の入金までに要する期間は最短でも1カ月近くを要します。
クレジットカード現金化やAmazonギフト券の買取を依頼したい時は、一刻も早く現金を入手したい場合が大半です。
そんなときに1ヶ月弱の期間を待つのは、なかなか厳しいものでしょう。

マーケットプレイスを利用した現金化はアカウントが停止されてしまう可能性も・・・

マーケットプレイスを利用した現金化はアカウントが停止されてしまう可能性も・・・

またマーケットプレイスを利用したギフト券の現金化は、Amazonによってアカウントが利用停止・削除されてしまう可能性があります。

Amazonの規約では、売り手と買い手が同一であることについては何も記載されていません。
しかし在庫商品を持つことなく出品を行うことが禁止されているため、これを理由にアカウントが利用停止となってしまう可能性があります。
アカウントが停止になってしまうと、マーケットプレイスはもちろん普段の買い物も一切出来なくなってしまうのです。
また新たにアカウントを作ったとしても、決済用のカード情報や住所などから再度利用停止になることも考えられるため、現金化の一環として用いるにはあまりにリスクが大きすぎます。
ハイリスクかつ換金率も優れないため、全て自前で行うよりは、優良業者を厳選することをおすすめします。

換金率が高いのでAmazonギフト券買取を検討しているけれど どんなところに注意すればいい?

冒頭で紹介した通り、Amazonギフト券買取はクレジットカードの現金化よりも高い換金率で取引が行われていることが特徴です。
通常のカード現金化では80%台前半ほどの換金率が一般的ですが、Amazonギフト券の買取では90%台前半を掲げる業者珍しくありません。
またAmazonギフト券はクレジットカードでも購入ができます。そのため、これから現金化を検討する方にとっても目が離せない存在となることは間違いありません。

ギフト券買取はさり気なくハイリスク! 信頼できる業者を厳選することが大切

ところが、Amazonギフト券の買取ではクレジットカードの現金化よりも業者選びに注意を払う必要があります。
なぜなら、Amazonギフト券のようなコード入力型の金券は、取り扱いにあたって高いリスクが伴うからです。

実際に利用したことがある方はご存知かと思いますが、Amazonギフト券はメールやカードに記載された16桁のコードを入力して使用します。
業者へ買取を依頼する時にはこのコードを入力してギフト券の受け渡しの代わりとするのですが、悪徳業者ではコードだけを持ち逃げされてしまうことがあり、この場合追跡することが出来ません。持ち逃げされてしまうとコードを無効化することも出来ないため、残念ながら泣き寝入りするほか為す術がないのです。

これを防ぐためにも、Amazonギフト券買取の口コミサイトなどで高い評価が多く寄せられている、信頼性の高い業者を選び抜いた上で買取を依頼する必要があります。
クレジットカードの現金化でも信頼のおける優良業者を選択することはもちろん大切ですが、Amazonギフト券の買取では、より一層信頼できる業者を選ぶことが大切です。

Amazonギフト券の有効期限を延ばすことは出来る?

大量のAmazonギフト券

Amazonギフト券買取のもう一つの特徴として、換金率の変動が大きなことが挙げられます。
同じ業者であっても、昨日までの換金率は83%だったのに、今日は91%になっているといったことも決して珍しくありません。
出来ることならもっとも換金率が高い時に買取を依頼したいものですが、Amazonギフト券には有効期限が設定されているため、期限切れには十分に注意が必要です。

2017年4月23日以前に発行されたAmazonギフト券は、券ごとに1~3年の有効期限が設定されています。
もしこの期限を過ぎてしまった場合、どんなに多くの残高があったとしても一切利用することはできません。
またクレジットカードのポイントのように、期限を延長することも出来ません。
現金化のために新しくギフト券を購入した場合であれば十分な残り日数がありますが、頂きもののギフト券の買取依頼を検討している際には、有効期限をわすれずに確認しておきましょう。

2017年4月23日以降に発行されたギフト券であれば 有効期限の心配はほとんど不要

もっとも、最近新たに購入したギフト券であれば有効期限の心配はほとんど必要ありません。
2017年4月23日以降に発行されたギフト券は、有効期限がこれまでの1~3年から10年に延長されたからです。
10年も有効期限があれば、期限切れを心配する必要はほとんどありませんね。
しかし古いギフト券を購入または受け取る機会があった場合には、まだまだ有効期限について留意しておかなければなりません。

Amazonギフト券買取では 有効期限と業者の信頼性に細心の注意をはらいましょう

Amazonギフト券買取に関する疑問について、知恵袋でよく目にするものを中心にご紹介致しました。
高い換金率が魅力である一方、Amazonギフト券の買取には注意が必要なポイントがまだ数多くあります。
コード入力型のギフト券は、街中の金券ショップでも取扱いが慎重になる傾向があるため、買取を依頼する場合にはネット上で目にする専門業者に依頼することが専らです。
しかしながら記事中でご紹介した通り、一部の悪徳業者では入力されたコードをそのまま持ち逃げされてしまうこともあり、その場合にギフト券を取り戻すことは……残念ながら不可能です。

確かに高い換金率も魅力的ですが、Amazonギフト券の買取は皆さんの想像以上にリスクが高い取引でもあります。
そのため比較サイトなどで多くの好評が寄せられている、信頼性の高い業者を意識して選ぶことを強くおすすめします。
幸い、十分に信頼でき、かつ換金率の高い業者は一定数存在します。安心して満足のいく取引を進めていくためにも、こうした優良な買取業者を選んでいきましょう。

関連ページ:Amazonギフト券「AQ・WA」は買取は出来ない!?換金する方法について