Amazonギフト券はd払いできるの?d払いで購入するなら工夫次第でできます!

Amazonギフト券はクレジットカードを現金化する際によく使われます。

しかし、d払いを使ってAmazonギフト券を購入し現金化する場合、d払いが支払いに使えるのかどうかよくわからない人は多いのではないでしょうか。

そこで、通常の方法ではAmazonギフト券買取で現金化しようと思いd払いで購入しようとしたが、現在は利用できないことや、d払いでAmazonギフト券を購入する裏技などを紹介します。

コンビニでd払いを使ってAmazonギフト券を購入することはできない

コンビニでd払いを使ってAmazonギフト券を購入することはできない

d払いは、大手のコンビニのセブンイレブンやファミリーマート、ローソン、ミニストップなどで商品を購入するときに利用できます。

しかし、コンビニに置いてあるAmazonギフト券はd払いで購入することはできません。

d払いで買えないのは、コンビニで販売されているカードタイプだけではありません。

ネット注文したAmazonギフト券を店頭で受け取る際もd払いは使えません。

d払いが現金化に利用しづらくなった背景

d払いが現金化に利用しづらくなった背景

d払いでAmazonギフト券が一切買えなくなったことには理由があります。

その理由をd払いがどのような支払い方法なのかも交えて説明します。

d払いとは?

まず、d払いはNTTドコモのスマホ契約者が主に使う決済サービスです。

一般的には「キャリア決済」と呼ばれる決済方法で、アカウントにチャージして支払います。

利用できるのはドコモのスマホ所有者か、dアカウントを所持するかのどちらかなので、ドコモのスマホを契約していなくても使えるというメリットがあります。

d払いは、チャージの方法を自分の都合のいい支払い方法に設定できるため、ドコモの契約者なら毎月の携帯料金と一緒に支払うことができますし、ドコモの携帯を持っていなくてもクレジットカード払いでチャージすることができます。

ただし、dアカウントを持っている人全員がd払いで現金化することはできません。d払いを現金化に使用できるのは以下の人です。

  • ドコモ回線を契約している人(携帯料金支払)
  • dカード・dカードゴールド所有の人
  • クレジットカード所有の人
  • dポイント残高がある人

d払いでAmazonギフト券が買えなくなった経緯

以前d払いでもAmazonギフト券を買うことができていました。しかし、2017年にAmazonの公式サイトや他の販売サイトでも支払い方法から外されました。

  • 2017年6月【公式Amazonサイト】ドコモのみキャリア決済可になる
  • 2017年9月【WebMoney PINCOM】キャリア決済含めて販売停止(利用不可に)
  • 2017年10月【公式Amazonサイト】ドコモ含めすべてのキャリア決済が不可

以上のように、Amazonギフト券の購入方法は、2017年に大きく変化しました。その背景には、現金化への対策強化があります。

Amazonギフト券は換金性が高く現金化に使われることが多いため、手軽に使えるキャリア決済が標的になり支払い方法から除外されました。

公式には「なぜ廃止したのか」をアナウンスされていないので憶測の域は出ませんが、時期的に警察がAmazonギフト券を使った特殊詐欺犯罪対策を強化し始めた頃と合致することから、現金化に何かしらの制限を加えたのは確かでしょう。

また、キャリア決済が現金化に使用されるのを嫌うのは携帯会社も同じです。

携帯会社としても、携帯料金を含む支払われるべき料金が支払われなければ、未払いだけでなく督促や強制解約などの作業も増えるなどさまざまな面で経営の大きな負担になっていました。

規制がかかる以前から、現金化目的でキャリア決済を利用する人が料金を滞納する傾向が強かったことも、キャリア決済が支払い方法から除外されたことの一因になっているようです。

コンビニ購入以外でも支払いに使えない

コンビニ購入以外でも支払いに使えない

d払いはコンビニでのAmazonギフト券購入に使えないことに加え、Amazonの公式サイトやインターネット通販でもAmazonギフト券の購入に使えません。

数少ないキャリア決済に対応していたAmazonギフト券販売サイトのPINCOMも2017年に利用停止しましたが、2023年10月の時点では販売を再開しています。

ただし、支払いはWebMoneyプリペイドカードに限定されています。

さらに、販売しているのはPINCOMのアプリのみで、ブラウザサイトではAmazonギフト券の販売は行っていません。

使える支払い方法

では、Amazonギフト券を購入するにはどのような決済方法があるのでしょう。

実は、Amazonギフト券の購入は、キャリア決済が不可になって以降、「現金のみ」となっています。

特に、コンビニでは、現金支払いでしか買えません。しかも購入できるのはカードタイプのみ。

公式サイトでコンビニ決済で購入する場合も、コンビニの店内ポートで金額を指定して購入するシートタイプの場合も、現金以外受け付けていません。

ただし、公式通販や販売サイトの一部では、クレジットカードでの決済が可能です。

なお、Amazonギフト券のEメールタイプは「クレジットカードのみ」に対応し、現金支払いはできないなどの例外もあるため、券の種類・タイプ(カードギフトorチャージ)にも注意が必要です。

d払いを現金化に使用できる裏技

d払いを現金化に使用できる裏技

Amazonギフト券の購入はd払いでは不可能で、現金かクレジットカードのみとお伝えしました。

ですが、実はある裏技を使えばd払いでも支払うことが可能です。それが「dカードプリペイド」を使う方法です。

dカードプリペイドでAmazonギフト券を買う

dカードプリペイドとは、ドコモがスマホ・携帯の回線契約者向けに発行しているプリペイドカードのことです。

スマホ・携帯の回線契約者向けと書きましたが、スマホ契約者以外も利用できます。

従来のクレジットカードやデビットカードとは異なり、チャージした分だけ支払いに使える前払い制のカードです。

Amazon公式サイトでAmazonギフト券を購入する際に、dカードプリペイドをクレジットカードの代わりに登録して支払いに使うという方法を使えば、間接的にd払いでAmazonギフト券を購入することができます。

【間接的なd払いの仕組み】

dカードプリペイドへのチャージにはさまざまな方法があります。

例えば、d払いやdカード、dポイント、Visa・Mastercard等のクレジットカードでもチャージ可能です。

すなわち、dカードプリペイドを間にかませるだけで、キャリア決済不可のd払いでもAmazonギフト券を買うことができるということです。

ただし、dカードプリペイドを利用する際は注意しなければならないことがあります。

実は、dカードプリペイドは、「dアカウント会員」や「ドコモ回線契約者」になっただけでは発行されません。自ら申請して自宅に発送してもらう必要があります。

Amazonギフト券を購入して現金化したいというときに、dカードプリペイドを持っていなければ、申請・発送に時間がかかるのですぐに使用することができません。

dカードプリペイドは一般的なプリペイドカードと変わりないので、審査などがない分早く発送されますが、申請手続きなどがもあるため、余裕をもって手続きしておく必要があります。

以上のようにすれば、間接的ではありますがd払いでもAmazonギフト券を購入して現金化することができます。

ただし、d払いを現金化のために所持して利用するのは規約違反になるので、後述する注意点をよく読んだ上で現金化に使用してください。

dカードプリペイドを現金化に使用するメリット

dカードプリペイドを現金化に使用するメリット

dカードプリペイドで現金化するメリットは以下の3つです。

購入に使える

dカードプリペイドを活用する最大のメリットは、d払いをAmazonギフト券のネット購入に使えることです。

Amazonギフト券の支払い方法から除外されたd払いが、dカードプリペイドを経由するだけでAmazonギフト券の購入に利用できるようになります。

特に費用負担がない

2つ目のメリットは、dカードプリペイドは費用負担がないことです。クレジットカードは年会費や発行手数料がかかるケースがあります。

しかし、dカードプリペイドは初期費用や年会費が必要ないので、所持し続けても維持費がかかりません。

唯一かかるのが国内クレジットカードからの「チャージ手数料」だけです。d払いでチャージするとこの手数料もかかりません。

dポイントの消費ができる

dポイントはdカードプリペイドの利便性をさらに高めます。

d払いやdカード、クレジットカード(dアカウント利用によるdマーケット・加盟店で)の利用でdポイントが貯まります。

貯まったdポイントは、dカードプリペイドにチャージすることができます。

つまり、貯めたポイントとチャージ残高と合わせた金額でAmazonギフト券を購入し、現金化できるということです。

例えば、1万分のポイントが貯まったdカードプリペイドに9万円チャージすると、10万円分のAmazonギフト券を購入できます。

余ったポイントで買い物をしない方は、現金化の際にチャージして使い切ってしまえるのでお得です。

ただし、dカードプリペイドにチャージできるのは月に1万円までです。

また、期間・用途限定のポイントはチャージすることができないので、毎月チャージできる金額は限られてしまいます。

d払いが直接使えないデメリット・注意点

d払いが直接使えないデメリット・注意点

Amazonギフト券購入にd払いが利用できないデメリットは以下の2つです。

dカードプリペイドがないと現金化できない

d払いでAmazonギフト券を直接購入することはできないため、Amazonギフト券の購入にはdカードプリペイドが必須ということになります。

そのため、現金化したいときにdカードプリペイドを持っていなければ、d払いをAmazonギフト券経由で現金化することができないというデメリットがあります。

Amazonギフト券を他の商品と同じ感覚でd払いで購入しようとして失敗する

d払いはさまざまな商品の購入に使えるため、同じ感覚でAmazonギフト券を買おうとして買えなかったということが起こりえます。

Amazonギフト券だけ買えないというd払いの特殊性は、意外と知られていません。

d払いの特殊性を知らないと、「なぜ決済が通らないのか」「なぜ支払い方法が表示されないのか」と混乱しますし、時間も無駄にしてしまいます。

Amazonギフト券はコンビニ購入では無理だが裏技もある

今回は、Amazonギフト券の購入にd払いが使えない理由や、意外な方法でd払いでもAmazonギフト券が買えることなどを取り上げました。

コンビニでのAmazonギフト券購入にd払い使えませんが、公式サイトでの購入ならdカードプリペイドを経由することでd払いの利用が可能になります。

dカードプリペイドはdポイントをチャージしても使えるため、d払いの活用方法に迷ったときは、dカードプリペイドでAmazonギフト券を購入し現金化してみましょう。

ここでは【Amazonギフト券はd払いできるの?d払いで購入するなら工夫次第でできます!】について紹介しました。