2ch(5ch)で噂の現金化で詐欺に遭わないためには?

「Amazonギフト券をプレゼントしてもらったけれど、Amazonには買いたいものがない」
そんな時、便利なのがAmazonギフト券の現金化です。

ネットで営業をしている現金化業者に買取りを依頼すれば、当日か翌日、早いところではたたの10分で現金化して銀行口座に入金してもらえます。

しかし、日本最大の電子掲示板2ch(現5ch)では、「Amazonギフト券の現金化詐欺」が話題になっているそうです。

Amazonギフト券現金化詐欺とはどんなもので、詐欺に遭わないためにはどのような点に注意して取引をしたらいいのでしょうか。

Amazonギフト券現金化の方法は?

Amazonギフト券を現金化する方法を紹介します。

Amazonギフト券の現金化2つの方法

Amazonギフト券現金化には、自分で行う方法と、買取り業者に依頼する方法の2つがあります。

自分で行う方法

自分で行うAmazonギフト券の現金化というと、新幹線の回数券や商品券などのように、街中にある金券ショップに持ち込んで買取りを依頼する方法を思い浮かべるのではないでしょうか?

Amazonショッピングサイトは多くの人が利用していますので、高値で買い取ってもらえると思われるかもしれません。

しかし、金券ショップに持ち込んでも、断られてしまうことが多いのです。
これには、Amazonギフト券の特徴が関わっています。

Amazonギフト券にはデジタルタイプ3種類、配送タイプ5種類、店頭販売タイプ1種類と様々な形のものがあります。

形状は違いますが、共通するのは16桁または17桁のギフト券番号が付与されていることです。
利用者はこれをAmazonの自分のアカウントに登録して、買い物の支払いに利用します。

このギフト券番号は、もし誰かが一度アカウントに登録してしまうと、使用済みの状態になり2度目の登録はできません。

また、Amazonギフト券には有効期限があり、2017年4月24日発行分からは一律10年になりましたが、それ以前はタイプにより1~3年となっていました。

金券ショップに持ち込まれることが多いカードタイプのギフト券は、使用済みの印や有効期限の記載がないため、その場で未使用カードか、いつまで有効期限があるのかを確認することができません。

そのため、使用済みカードや、有効期限切れカードを買い取るリスクを恐れる多くの金券ショップは、Amazonギフト券を買取り対象外としています。

金券ショップに持ち込めないとなると、自分で換金するにはどうしたらいいのでしょうか?

多少手間がかかってしまいますが、まずAmazonギフト券を使って、換金率のよさそうな商品をAmazonショッピングサイトで購入し、リサイクル店やオークション、フリマアプリなどで売却する方法があります。

高級ブランド品や高級家電を選べば高い換金率が期待できますが、気を付けたいのがAmazonが直接販売していないAmazonマーケットプレイスでの購入です。

低品質の中古品を買ってしまい換金率が悪くなったり、偽ブランド品を購入してしまいリサイクル店に買取りを拒否されてしまったりしますので注意しましょう。

買取り業者を使って現金化する方法

Amazonギフト券を現金化するもう一つの方法は、Amazonギフト券の買取りを積極的に行っている業者を利用することです。

Amazonギフト券の買取り業者は、全国的に見ても実店舗で営業しているところは少なく、店舗を持たないネット型の業者が多くなっています。

これは、Amazonギフト券は基本的にギフト券番号がわかれば売買できるため、ネット上の取引で完結するからです。

ネット業者であれば、地方在住の方で近くに現金化の店舗がなくても、インターネット環境があれば申し込むことができます。

また、即日入金とか、最短10分で入金という業者もありますので、スピーディな手続きが可能です。

Amazonギフト券現金化の手順

  1. 業者選択

    インターネットでAmazonギフト券の買取り業者を調べて、換金率や入金までの時間で業者を選びます。
    買取り業者によって、買取り可能なギフト券のタイプが異なりますので、自分の持っているギフト券が買取り可能かも確認しましょう。

  2. 買取り額査定依頼

    選んだ業者のホームページにある見積査定欄に、ギフト券の種類・金額と初回利用か2回目以降の利用かを入力します。すると、すぐ買取り価格が表示されますので、金額に納得できたら申し込み手続きへ進みます。

  3. 申し込み

    申し込み欄に、氏名、メールアドレス、連絡先電話番号、ギフト券番号と金額、入金を希望する銀行口座の情報を入力し、身分証明書の画像を添付して申し込みます。
    ※本人確認のため、身分証明書の添付が必要です。
    身分証明書は、免許証・保険証・住基カードなど現住所と生年月日が記載されたもの1点です。
    多くの業者は、2回目以降の利用者に対しては身分証明書の添付を省略しています。

  4. 入金

    手続きがスピーディに進めば売却金は即日入金されます。業者の中には最短10分で指定口座に入金可能としているところもあります。
    ただし、カードタイプの買取り業者でカードの送付を必要とする場合は、配送の期間分の時間がかかります。

2ch(5ch)で噂になっているAmazonギフト券現金化詐欺とは?

2ch(5ch)で噂になっているAmazonギフト券現金化詐欺とは?
Amazonギフト券売却は、ネット業者を使うとスムーズですが、2ch(5ch)で噂になっている詐欺行為とはどのようなものなのでしょうか?

高い換金率で釣って著しく低い換金率で取引する

「換金率98%」という業者を見付けて、「これは得だ!」と申し込んだところ、振り込まれた金額が期待していた金額より少ない。

計算してみたら、換金率は80%にもならない。
苦情の電話をすると、「広告通りの換金率で計算した後、手数料を引いた」という回答。

「手数料のことなど聞いてない」と抗議したが、「ホームページに手数料のことは書いてある」と取り合ってもらえなかった。

高い換金率は1枚目のギフト券だけで、2枚目からは低い換金率で取引する

「複数枚で3万円以上申し込みのお客様に限り換金率95%」という広告を見て、1万円のギフト券3枚の現金化を申し込んだところ、1枚目のみ95%で2枚目からは低い換金率で計算されていた。

後でじっくりホームページを見ると、下の方に「この換金率は1枚目のみに適用されます」と書いてあった。

上の2つの事例に共通するのは、ホームページをサッと見ただけでは気付かないほど小さな文字で、「換金率で計算後、手数料を引かせていただきます」とか、「98%の換金率は1枚目のみ適用します」という但し書きが書いてあることです。

高い換金率で釣っておきながら、利用者が気付かないような細工をして、低い換金率で取引しています。

ギフト券番号が届いていないという理由で換金しない

ギフト券番号を知らせて現金の振り込みを待ったが、いくら待っても振り込まれない。

不安に思って連絡すると、こちらは送ったのに「ギフト券番号が届いていない」と頑なに認めず、ギフト券売却を諦めた。

仕方ないから自分で使おうとギフト券番号をアカウントに登録しようとしたが、既に使用されていて登録できなかった。

ギフト券番号を知らせた後で音信不通になる

ギフト券番号を知らせた後、現金の振り込みがないので問い合わせの連絡をしたが、電話はつながらない。ホームページもいつの間に消されて見られなくなっていた。

騙されたと思ってギフト券番号を自分のアカウントに登録しようとしたが、既に誰かに登録されてしまったようで登録できなかった。

この2つの事例は、ギフト券番号を利用者から聞き出しておいて、現金は振り込まないという詐欺行為です。

店舗のないネット業者という立場を悪用して、あっという間に雲隠れしてしまうので、利用者はギフト券番号を盗まれたまま泣き寝入りすることになります。

騙されないために気を付けることは?

騙されないために気を付けることは?
Amazonギフト券を現金化する業者が増えるにつれ、詐欺行為をする悪徳業者が紛れ込むようになりました。

危険に思われるかもしれませんが、そのような業者はごく一部で、優良業者を利用すればギフト券の現金化は大変便利です。

それでは、安全に現金化するためには、どのようなことに気を付けたらいいのでしょう。

買取りの流れや換金率について知る

Amazonギフト券の現金化を安全に行うには、業者に依頼する前に「売却する流れや仕組み」を知っておくことが大切です。

流れや仕組みがわかっていれば、怪しい取引を持ち掛けられてもすぐに気付くことができます。

また、換金率の目安を知っておくと、業者を比較する際に客集めのために換金率を高く宣伝している業者や、換金率を低くして儲けを多くしようとしている業者がすぐにわかります。

業者のホームページ、会社概要を確認する

申し込む前に、業者のホームページはしっかり見ておきましょう。
表向きの換金率は高くても小さく但し書きがあり、実際は違っていたという例は先ほどご紹介した通りです。

また、会社概要はきちんと確認しておきましょう。

しっかりした会社組織の業者であるか判断できればトラブル回避ができますし、怪しい業者や会社組織を装った個人の営業を見抜くことができます。

会社概要では、特に以下の点をチェックしましょう。

問い合わせ電話番号

トラブルが起きた時にホームページを消して雲隠れされてしまって、連絡手段がないというトラブルを避けるため、問い合わせの電話番号があるか、そして通じるかを確認しておくと安心です。

会社所在地

会社の所在地がわかれば、Googleマップのストリートビューで確認することができます。

ストリートビューで見て、記載されている住所が公園や空き地であれば、悪徳業者が偽っている可能性があります。

また、個人宅であった場合も利用しない方が無難です。
会社概要に記載されている住所を検索すると、それがレンタルオフィスだとわかることもあります。

レンタルオフィスだから悪質な業者というわけではありませんが、小さな会社の可能性がありますので、リスクを考えて取引は止めておいた方いいかもしれません。

古物商営業許可番号

中古品売買を行う業者は、古物営業法により公安委員会から営業許可を取得し、その取得番号を店頭やホームページに掲示するように定められています。

この古物(中古品)の中には、商品券などの金券も含まれます。

Amazonギフト券は金券かとういと、実は現在の法律では電子マネーは金券に含まれないため、Amazonギフト券買取り業者は古物営業許可を取得してなくても違法ではありません。

しかし、古物営業許可を取っている業者は、電子マネー以外にも金券を取り扱っていて、取引のノウハウを蓄積しています。

こうした実績のある業者を選べば、安心して取引ができる確率が高くなります。
業者選びをする際は、許可番号の有無も参考にしましょう。

業者の口コミを調べて評判を知る

業者を実際に利用した人の口コミをインターネットで調べてみましょう。

業者のホームページには良い口コミしか掲載されていませんので、口コミサイトや2ch(5ch)などの掲示板で、良い業者、悪い業者を調べてみるといいでしょう。

買取り業者比較サイトを参考にする

Amazonギフト券の買取り業者が増えるにつれ、買取り率や入金までの時間、利用者の口コミなど業者を比較して紹介する比較サイトが生まれています。

これらを参考にして、良さそうな業者を何社か見付け、その上でそれぞれのホームページを詳しくチェックしてみると、スムーズに優良業者を見付けることができます。

便利なAmazonギフト券の現金化ですが、悪徳業者に関わって被害に遭ってしまっては元も子もありません。

業者選びをしっかり行い、安全に取引をしましょう。
また、それでも問題が起きてしまった時は、警察や消費者センターに相談することをおすすめします。

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